- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022648396
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学小説】国道246号沿いでバイクを利用したコンビニ強盗が連続発生、警視庁の覆面捜査チームトカゲに出動命令がくだる。IT捜査専門の捜査支援分析センターや、交通機動隊までもが動員されたが、解決の糸口は見つからない──。犯人はどこへ消えたのか?
感想・レビュー・書評
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警視庁覆面バイク捜査チームを描いたシリーズ第三弾。最後はトカゲが犯人を逮捕したが、トカゲの必要性に関してはまだまだ不十分。それにしても、記者の湯浅がいじらしい。
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国道246号沿いでバイクを利用したコンビニ強盗が連続発生、
警視庁の覆面捜査チーム"トカゲ"にも出動命令がくだった。
防犯カメラに映った、
黒ずくめのライダースーツにフルフェイスのヘルメットをかぶった犯人たちを求めて、
"トカゲ"バイク部隊は国道周辺を24時間体制で捜査する。
さらに、IT捜査専門の捜査支援分析センターや、
交通機動隊までもが動員されるが解決の糸口はなかなか見つからない──。
犯人はどこへ消えてしまったのか? -
正直、以前の作品から余り期待してませんでしたが そこそこ面白く読めました 只、今後は このシリーズは読まないと思います
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3.5かな。
連続コンビニ強盗が発生する。
連日の捜査にも関わらす、捜査は進展しない。
犯人は何者で、なんの目的があるのか…
また今回もトカゲが活躍してるようなしてないような感じですね。
そして、トカゲの白石に恋して執拗に追いかける新聞記者。
なんかキモいよ。
記者じゃなければストーカーだよね?
といいつつ、今回はこの記者が警察の先をいってる感じで、
聞き込みやら、推理やら凄すぎ!
たった一人で真相にたどり着いちゃったし……
ぶっちゃけ、記者とトカゲを比べると記者の勝ち!って感じで、
タイトルがトカゲじゃなければそんなに違和感はないんだけど、
なんか納得いかないというか、シックリこない物語でした。
まあ、全体としては面白かったんですけどね。
まぁまぁです。 -
TOKAGEシリーズ第3弾。今回は上野君の成長が目覚ましく嬉しくなっちゃいました。新聞記者の木島も湯浅に少しずつ認められてきたようでいい味出てる。次作を期待します。
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トカゲ第3弾。連続コンビニ強盗事件を追う。
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国道246号沿いでバイクを利用した強盗が連続発生、警視庁の覆面捜査チーム「トカゲ」に出動命令がくだる。IT捜査専門の捜査支援分析センターも動員され、「黒ずくめのライダー」を捜すが、なぜか糸口が見つからない…。犯人はどこへ消えたのか?
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TOKAGE3
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久々のTOKAGEなのだが・・・・・、
この事件は必ずしもトカゲさんたちが担当じゃなくてもいいんじゃね?と思ってしまった。
むしろ、某他シリーズの署長さんが指揮を執った方がおもしろかったんじゃないだろうか。
あと、あっちの係長さんが担当すれば、その親友に交機の隊長さんなんかもいるし。 -
TOKAGEの最新シリーズ
面白い -
このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。 -
バイクを使用し、コンビニを狙う強盗事件が連続発生した。
捜査に当たることになった警視庁の覆面捜査チーム「トカゲ」の白石涼子は、強盗事件が国道246号線沿いで起きていることに注目するが、犯人たちの足取りは容易には掴めない。
そんな中。「トカゲ」に興味を持つ新聞記者の湯浅からある情報がもたらされる。
2017年4月23日読了。
今野さんの描く警察小説にハズレなし。今回も手に汗握る展開で、楽しめました。
トカゲチームの上野と記者の湯浅からの視点で描かれており、読者はその二人の持つ情報がいつひとつの線に繋がるのかでやきもきさせられますが、その分、最後には爽快感を味わえます。 -
2017/04/06済
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第1弾の「TOKAGE」は白石が主人公だったが、この第3弾は上野が重要な位置を占めている。
連続して起きたコンビニ強盗だったが、いっこうに解決の糸口が見えない。
見たものすべてを記憶するように訓練されている「TOKAGE」の特性が事件を解決に導くのは面白い。
しかし前2作に比べてどうにも物語そのものが上滑りしているように感じてしまった。
事件の核心に迫っていく場面でも、犯人を追い詰めていく過程でも緊迫感がまったくないように思えた。
他の刑事たちとは違う役割を持った「TOKAGE」を主人公にしたシリーズだが、この物語では「TOKAGE」の必要性をあまり感じなかった。
好きなシリーズだけに少し残念な思いがした。 -
独特の生真面目さが氏の文体にはあるが、本作もそれがよく出ている。読後に残る満足感はそういうことかな