よう輝妃 後宮の女帝 高階栄子の生涯 (朝日コミック文庫 い 70-3)
- 朝日新聞出版 (2009年1月9日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022690067
感想・レビュー・書評
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オープニングは保元の乱の翌年。平安時代の価値観が根こそぎ崩壊していく世に、自分の才覚だけで栄華を手にした女性。数々のピンチを鮮やかに切り抜けていく姿が見事です。時代の主役は男性の方なのでしょうが、裏で美味しいところをがっつり手に入れています。えげつないけれどいっそ清々しい。
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平安末期、楊貴妃とささやかれた高階栄子の生涯。清盛が頂点を極めた世の中から源氏の天下までを、朝廷(院)の側から描いた作品です。「華の王」のキャラクターも登場し、まさに表裏をなしています。どうして、この作者の描く女性はこうも凛として、魅力的なんだろう。
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