「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?

  • 朝日新聞出版
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022723192

感想・レビュー・書評

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  • 他の村上さんが質問者に答えている本を見て、面白かったのでこっちも見てみました。自分が気になった所だけ読みましたがおもしろかった。肩の力がちょっと抜ける感じです。

  • このシリーズはとても面白いのに、新本では手に入らないんですよね。

  • このシリーズ2冊目。

    しょーもないのから心に残るのまで、、
    読んでいて全然飽きないし、
    読まなくちゃ!って思わされない緩さ。

    またこーゆうの、やってくれたらいいのになあ。

  • 以前から噂になっていた村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」発売と同時に出たので思わず購入。
    ちなみにギャツビーは手付かずでまだ本棚の肥しになっている。

    久しぶりに村上春樹の言葉を受け取り
    自分が久しく村上春樹の文章を読んでないことに気がついた。

    「そうだ!村上春樹が足りなかったんだ!!」

    嫌な事があって自分を失いそうになったり
    自分の暢気な生き方に自信を失いかけたりしても
    彼の言葉を聞いていると
    何とか生きていけそうな気がする。
    今年は村上春樹を読み返そうと決意した。

  • 面白かった!
    図書館で借りました。あーちゃんとリアルタイムで参加したかった。
    私、Macも持ってたし、ネットもつないでたのに、まだ若くてぴちぴちだった(....)のになぁ。
    やっぱ、「ノルウェイの森」で好きになれなかったのが残念だったってことかな。
    でもいいや。これから色々読めるんですからして。

  • 村上春樹氏の人生観や人柄が垣間見れます。

  • このシリーズ最高です!

    小説とはひと味違う楽しみがあります。

    でも、村上春樹の小説が好きだからこその楽しみなのだと思ったりもします。


    卒論が書けないという人に対して。。。

    「イヤだ、外に出たい、書きたくない、と思うのはそれが卒論だからです。やらなくちゃいけないことだからです。僕だって卒論を書くのなんてイヤでしかたないので、三日ででっちあげて書いてしまいました。それで「特優」をもらいました。嫌なことはさっさと済ませてしまってあとは楽しく遊びましょう。」

    さすが普通の人とは違うのだな。。と思いました。三日でなんて書けるわけが無い!!

    自信はすぐにもてますか?という問いに対して。。。

    「本当の健全な自信を持つためには、ある程度の時間と、辛抱強い訓練が必要とされます。今日言われて今日持てるような自信は、自信ではなくただの妄想です。へたにそんなもの持っちゃったら、かえって大変なことになると思いますよ。」

    “妄想”って。。。。何の努力もなしに自信は持ってはいけないんだな、と思います。
    村上春樹の小説に出てくる人物は皆懸命に生きて問題に立ち向かっていている、村上春樹もエッセイを読んでいたらストイックに努力されてるな、と思いました。

     気分が下がってしまった時に読んだら元気になれる本です。

  • 村上春樹さんがみんなの質問にひたすら答える。
    「愛とはなんですか?」から「猫は何を考えていると思いますか?」まで、質問の範囲は果てしなく広い。
    くだらない質問には「そんなこと僕に聞かないでください」って村上さんちゃんと怒る。その真剣さ、そのくだりをカットせずあえて残したとこがいい。

    読めば読むほど、この人の考え方は好きだなと思う。
    とにかく、「バー スメルジャコフ」という「するめ、じゃこ、フ」をお通しにした店を開きたいって発想が、好き。

  • 面白いです。暇つぶしに最適。

  • 「そうだ、村上さんに…(以下略)」の再編・再録(97年頃)+「海辺のカフカ」以後の中国・韓国の読者からの質問とその答え。難問ほどするりとかわす村上春樹の答えは面白い。水丸さんの無垢だけど確信犯的イラストにも笑う。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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