「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?
- 朝日新聞出版 (2006年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022723192
感想・レビュー・書評
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他の村上さんが質問者に答えている本を見て、面白かったのでこっちも見てみました。自分が気になった所だけ読みましたがおもしろかった。肩の力がちょっと抜ける感じです。
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村上さんのゆるくて心地の良いアドバイスの数々が面白かった!本のサイズが私には大きいので持ち運びが不便ではあった。
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やっぱり村上さんは面白い作家だと感じた。
本当に興味深い回答をされている。
私も芸術家として成功して
こんな事をしてみたい。 -
育児の合間につまみ読み。
悪くない。春樹式常識、春樹式ユーモア、春樹式韜晦、春樹式余裕、そして脱春樹的ワタシシャレオツじゃないですよオーラ。
今度作品について触れているところだけピックアップしてみようか。 -
村上春樹も作品と切り離してみれば
意外と普通の人なんだなぁと
質問は本当にくだらないものから哲学までさまざま
世の中に「絶対正しい」というものはないけど、
ひとつの有力な答えという意味で
すごく納得させられた回答がいくつもありました -
作家・村上春樹の「村上朝日堂ホームページ」に寄せられた読者との交換メールを新たに編集し、台湾、韓国の読者との質疑応答も収録。2000年刊「そうだ、村上さんに聞いてみよう」の続編として、今回は330の質問を掲載。
村上春樹は最近、小説がパッとしないので読者との2006年の質疑応答集を読んでみたが、なにせ分量が多いので流し読み的になった。神童と河童など印象的なやり取りもあったが、SNSがこんなに身近じゃなかった時代のやり取りの感は強く出ていた。
(C) -
村上さんのところで、この人って、こんな人柄なの?ってスゴく興味が沸いて、随分前のそれは、実は、本になってることを知り早速読んでみた。ところで、カラ兄は、挫折したクチなので、バースメルジャコフには入会できないわけだが、これを機にもう一度トライしてみようかな。
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「夢のサーフシティー」と「スメルジャコフ対織田信長家臣団」のやりとり2弾目。
こっちには韓国の読者と台湾の読者のおたよりがあるみたいですが、韓国のほうは1人の方が代表して(?)いっぱい来た質問をしているようです。 -
すごいな
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悩める人生、恋の破局、作品論など、
人気作家村上春樹さんが、時に軽妙に、時に真摯に答えてくれる!
意外な一面も明かす1冊です!
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00029347 -
このシリーズはとても面白いのに、新本では手に入らないんですよね。
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このシリーズ2冊目。
しょーもないのから心に残るのまで、、
読んでいて全然飽きないし、
読まなくちゃ!って思わされない緩さ。
またこーゆうの、やってくれたらいいのになあ。 -
心にしみる返事がたくさんあった。また読み返したい。
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私もさっそく「カラマーゾフの兄弟」を読んで「バー・スメルジャコフ」の会員にならなくては!とか思ってしまいました。(今からでは遅い?笑)当時のウェブサイトで村上さんとメールをやりとりしてたみなさん、とても楽しそうでうらやましいです。くだらないお便りへの村上さんのくだらないお返事ぶりもおもしろいですが、まじめな質問へのまじめな回答には、ふむむ…さすが~とうなずかせられました。
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以前から噂になっていた村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」発売と同時に出たので思わず購入。
ちなみにギャツビーは手付かずでまだ本棚の肥しになっている。
久しぶりに村上春樹の言葉を受け取り
自分が久しく村上春樹の文章を読んでないことに気がついた。
「そうだ!村上春樹が足りなかったんだ!!」
嫌な事があって自分を失いそうになったり
自分の暢気な生き方に自信を失いかけたりしても
彼の言葉を聞いていると
何とか生きていけそうな気がする。
今年は村上春樹を読み返そうと決意した。 -
2011/07/24読了
村上春樹のメール。下らないことからマジメなことまで、村上春樹が一つ一つ答えていくというもの。PC導入の話が多く、時代を感じます。 -
前に読んだ『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』がとても面白く、著者への距離感が一気に縮まったので、今回も楽しく読みました。
以前、サイトを開いていた時に、読者から寄せられたメールでの質問に、著者が答えていく形式をとっています。
『そうだ、村上さんに聞いてみよう』同様、基本おとぼけですが、それでもきちんと答えてくれている個所も多々あります。
いかんせん、問いの数がとても多いため、どんなに煙に巻いたスタンスでいようとも、誠実に答えてくれている文面から、著者の仕事への取り組み方、人生観などが伝わってきて、(なるほど)と、摩訶不思議な作品への引っ掛かりも、解かされていくようです。
怒りっぽい人、怒らない人を「小さめのやかん」と「大きいやかん」、2種類のタイプとし、「大きいやかんは、沸騰しづらいけれど、一旦沸騰したらなかなか冷めない」と表現していたのは、言いえて妙だと思いました。
それにしても『カラマーゾフの兄弟』について、祭りのように読者たちとムーブメントを起こしているのには驚きました。
私も読んで、バー・スメルジャコフの仲間に入らないと!
まだほかにも、類似の書籍が出ているようなので、そちらもチェックしようと思います。 -
村上春樹のウェブサイトにきた質問にていねいに答えています作者の考え方がとてもよくわかり、共感できますもっとたくさん村上春樹の本をよみたいとおもいましたモンブランの万年筆でがしがし書いたのがノルウェイの森でその後はワープロで打っているとのことひまにまかせてノルウェイの森を万年筆で書き写していたのに、先に作者自身が万年筆で書いていたなんて・・・意外とふつうのひと、という感じがよくわかる本です。
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村上春樹も作品と切り離してみれば
意外と普通の人なんだなぁと
質問は本当にくだらないものから哲学までさまざま
世の中に「絶対正しい」というものはないけど、
ひとつの有力な答えという意味で
すごく納得させられた回答がいくつもありました -
面白かった!
図書館で借りました。あーちゃんとリアルタイムで参加したかった。
私、Macも持ってたし、ネットもつないでたのに、まだ若くてぴちぴちだった(....)のになぁ。
やっぱ、「ノルウェイの森」で好きになれなかったのが残念だったってことかな。
でもいいや。これから色々読めるんですからして。