天才になりたい (朝日新書)

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著者 : 山里亮太
  • 朝日新聞社 (2006年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731159

天才になりたい (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • ラジオ番組『不毛な議論』でことあるごとに語られる、山里氏の過去。
    それは挫折と嫉妬の日々。
    見栄やハリボテに固められていることを認めた彼の快進撃までの軌跡。


    何かを褒めたりするのはそんなに難しいことじゃない。
    でも、山里氏のように、ひとを妬んだり、羨ましがっていることを伝えるのは難しいことだと思う。それは本来自分のなかに隠しておくべき、卑しい感情であり、マイナスの塊だからだ。それを笑いに変換する凄さ。なんともいえないかっこよさがある。
    イケメンにはない、天才にはない、ドン底を知っているからこそのかっこよさ。

    ラジオで山里氏はよく「ゴールから逆算して過程を組み立てていく」と話す。浪人時代の経験や、同じ劇場から先に出世していった芸人仲間への嫉妬から生み出されたセリフなんだと思う。


    キングコング西野氏に大差をつけられ続けた養成所時代があるから、つらい時期を乗り越えて輝くアイドル、AKB48やももいろクローバーに山里氏は惹かれてしまうのではないかとも思った。

    現在まで続くネゴシックス氏との友情や、キングコング西野氏への嫉妬の話は『不毛な議論』を聴く上での予備知識にもなる一冊。


    クズ発言を繰り返したり、下ネタだらけのラジオ番組を毎週繰り返す山里氏はかっこいい。
    色んな意味で再確認できた。

  • 駅前の古本屋で購入する。この古本屋の100円コーナーには、拾い物がある。この古本屋は、漫画中心の古本屋です。おまけとして、小説等の書籍を扱っています。そのため、漫画に関しては、相場を把握した上で、クレーバーな価格設定をおこなっています。そのため、漫画に関しては、拾い物はありません。それに対して、書籍に関しては、拾い物があります。例えば、ズビグネフ・ブレジンスキー「ひよわな花・日本」等です。著者は、南海キャンデイーズの山ちゃんです。文章の表現力は及第点です。ただし、定価で買う価値はありません。多くの番組に、レギュラー、ゲストに招かれる理由は分かりました。ネタをつくる能力があり、と同時に、ネタをつくる意欲が旺盛なことです。そして、常に、結果を出しています。しかし、南海キャンデイーズは、どこへ行くのでしょう。正直、僕は、彼らのネタについて、あまりいい印象を持っていない。裏方に、回るような気がします。

  • 昔の彼氏がくれた本、正式には借りたけど読んでなかったからもらった。山ちゃん最高!この本で山ちゃん好きになりました。

  • 偉大なる凡人のブレイク前の軌跡。もう替えの効かない存在だと思う。

  • 南海キャンディーズ・山ちゃんの一冊。暇つぶしと思って読んだけど、まとめ方が上手(多分に編集の尽力でしょう)ということもあり楽しく読めました。現コンビの前のコンビでガチンコに出演していたとかは知らなかったし、面白いかどうかはおいておいて、アレだけ芸能界でしぶとく残っているということはそれなりの理由があるんだなというのは納得です。しずちゃんのエピソードをもっと読んでみたかったなぁ。

  • 南海キャンディーズ山里亮太の自伝。

    南海結成するまでは見てられなかったけど、
    南海組んでからの進み具合が気持ち良い!!
    努力の人だな~!頭の良い人だな~!
    文章にカッコ付けない人だな~!
    カッコ悪くても正直に書こうって思いながら書いたのかな。

    ひねくれてる感じとか全部、山ちゃんが好きだ!!

  • 山ちゃんの面白さの裏には数えきれないほどの失敗があったんだな。

    自分を天才だと思い込む方法論ってのは、誰も語っていない切り口だったので新鮮だったし、真面目な話しの中に放り込まれる山ちゃん節が笑える。

  •  南海キャンディーズの山ちゃんの半生記。芸人の間で「山里は性格が腐ってる」と茶化されたりしているが、その山ちゃんが赤裸々に全てを語った本です。

     宮川大助・花子の漫才は、花子さんが大助さんをボロカスに言ってて、力関係は完全に花子さんが上という印象があると思います。
     しかし、宮川大助・花子の漫才は完全に大助さん主導なんだそうです。今はさすがにないでしょうが、かつては大助さんが花子さんに「鉄拳指導」していたそう、それを目撃した某芸人さんが「舞台裏で花子さんが大助さんにどつかれてるの見てもうたら、もうあの漫才見ても笑われへんで…」と言ってたことがありました。

     この本を読んだとき、ちょうどこれと同じ感覚を抱きました。
     元相方に対する「仕打ち」のところなど、今の山ちゃんが当時の自分の最低さを冷静に分析しつつ淡々と描写していて、当時の山ちゃんの性格の悪いところば嫌と言うほど伝わってきました。若い頃の鬱屈や天狗になっていた頃の自分の心情なども、今の目線から分析的に振り返られていて「もうやめて!山里のライフはゼロよ!」という感じです。思わず「ここまで書いちゃって大丈夫なのか?」と心配になりました。

     芸人としての山ちゃんは十分天才の部類に入ると思います。私は、彼がコメントの返しでピントの外れたことを言ってるのを見たことがありません。(逆に、百発百中で上手い返しをしているから笑いの抑揚がなくなって感じられたり、あるいは鼻につくように感じられちゃうのかも? 少し外したことを言うくらいでちょうど良いんじゃないだろうか…と余計な心配をしてしまいます)
     個人的にはそれくらい評価している芸人さんなので、この本によって笑えない空気が出来てしまったらどうするんだろう…と思うのですが、よくよく考えたら、本当に性格の悪い芸人ならこういうことは墓まで持っていくはずです。
     この辺の損得勘定抜きの部分が、(性格的には腐ってるのかもしれませんが)山ちゃんが世間に受け入れられている部分なのかもしれません。


     読み応えはあったし面白かったんですが、誰にオススメしていいのやら、その点ちょっと困る本です(笑)。

  • 779

  • モテないキャラの山ちゃん。自虐ネタを華麗にひねり返す表現センスには舌を巻く。けれども、数々のピンチを、出会いと努力で切り開いてきた人だったんだー。読んでますますファンになりました。

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天才になりたい (朝日新書)の作品紹介

芸人になりたい。でも「天才」ではないことは、自分でよくわかっている。南海キャンディーズ山里亮太は、悩みながら、なんとかして自信をつけようとする。いわく、「張りぼての自信」。おずおずと、でも確かに、歩を進める一人の青年の姿。

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