天才になりたい (朝日新書 15)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731159

感想・レビュー・書評

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  • まず、話が面白く読みやすい。モチベーションの上げ方とか参考になった。

  • 山里亮太という芸人が好きだ。
    そのスタイルには好き嫌い、色々な意見があるだろうが、これまでに無い彼だけの新しいスタイルを身に着けている気がするし、視点がなんとなく自分と似ている気がするから。
    そんな山ちゃんが芸人を志してから今のスタイルにたどり着くまでの紆余曲折、カッコ悪さ満点の自叙伝が本著。
    紹介の短文にも書かれているが、まさに「異色」の新書。
    あえて言おう。彼は才能の人ではない、努力の人。この上なく普通で、この上なく自分の欲望や夢に忠実な努力の人なのだと思う。その生き方は見習うべきところも多いのではないだろうか。

  • [ 内容 ]
    芸人になりたい。
    でも「天才」ではないことは、自分でよくわかっている。
    南海キャンディーズ山里亮太は、悩みながら、なんとかして自信をつけようとする。
    いわく、「張りぼての自信」。
    おずおずと、でも確かに、歩を進める一人の青年の姿。

    [ 目次 ]
    第1章 偽者(スタートラインに立たせてくれたもの;テレビデビュー;薬剤師という夢 ほか)
    第2章 迷路(「足軽エンペラー」になる;二足のわらじ;天才と凡人の違い ほか)
    第3章 出発(結成当初;自分の役割;飾らない自分 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「自分のやりたいことがわからない」
    そんな誰もが抱える青春の悩みを抱えなが走る山ちゃんが印象的。
    「自分」がわからないということに気づくもののそれを探すことに没頭する余裕などなく走らざるを得ない。その結果最終的に「自分」を手に入れる。そんな話。


    物語としてはガチンコ優勝後からグッと加速していく。

  • 言葉のチョイスは天才的。

  • 1人のお笑い芸人の、ごくごく普通の苦悩。
    でも、それは私達の知らない世界。
    山里さんだけでなく、
    世の中にいるお笑い芸人、みんなが通る道。

    それなのに、どんな道にも通じる痛さがあります。

  • 201001

  • 南海キャンディーズ山里さんが書かれました本です。
    山ちゃんは死ぬほど好き!って訳ではないけど、生でトークを聞くといつも爆笑させてくれます。
    つまり、好きです。
    言葉のチョイスが面白いなあ。小心者なところが可愛い。

  • 山ちゃんの自伝

    天才だよ、あなたは。

  • ★真っ当な青春記★南海キャンディーズの山ちゃんの半生(?)記。面白くしようと文章には力が入るが、中身は極めてふつうの青春の悩み。しずちゃんのが読みたくなる。しかし新書は思わず手に取ってしまう。

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著者プロフィール

芸人。1977年生まれ、千葉県出身。漫才コンビ「南海キャンディーズ」のツッコミ担当。通称、山ちゃん。関西大学文学部卒。在学中に吉本興業のタレント養成学校NSC22期生になる。2003年に「しずちゃん」こと山崎静代と南海キャンディーズを結成。2004年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞、M‐1グランプリ2004準優勝。2018年コンビとして初の単独ライブ「他力本願」を開催。著書に『ニュースがもっとよくわかる本』(池上彰と共著、海竜社)、『天才はあきらめた』(朝日文庫)など。

「2020年 『知らないと恥をかく東アジアの大問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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