早実vs.駒大苫小牧 (朝日新書 16)

  • 朝日新聞出版
3.66
  • (14)
  • (18)
  • (33)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 129
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731166

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一球一球の動きの描写に、あの夏の情景が甦ってくる。
    本とは別に酸素カプセルというもので勝負がついたかと思うと悔しくてたまらない。

  • 第一印象は、今までの関連本の中ではひときわ中立であるという事。
    それでも早大により気味な気はしますが、他と比べると中立で嫌味がありませんでした。
    よくここまで取材ができたなぁと思う場面も多く、臨場感があり、一気に読んでしまいました。
    監督の人間臭さや苦悩の様子が、生き生きと書かれています。読んで良かったと思う一冊でした。

  • 2007年 夏の思い出。

    いい試合だったけど、田中の力の入ってなさ具合が
    気になった記憶がある。

  • 高校野球史上稀にみなかったこの対戦カード。
    日本中の多くの人が、二人の投手の投げあいに、またそれぞれのチームの野手のプレーに熱い眼差しを注いだ2006年の夏。

    この本には、そんな両チームの裏側が書かれています。
    甲子園までの両チームまでの経緯、駒大苫小牧香田監督の去就問題の裏側、もちろん大会期間中、試合中の選手のコメント、気持ちなど。。。


    この試合を何らかの形でみたひと。
    野球好きなひと。
    駒大苫小牧、早稲田実業が好きな人等

    一度でもこのカードに興味・関心をもったひとは
    ぜひ一度見てみてください。
    すぐに読めると思います。

  • (新書 - 2006/11)

  • 2006年の甲子園決勝のことについての本。
    早実のことばかりじゃなくて
    苫小牧のこともちゃんとかいてあって
    どちらにも偏ってない本です。

  • 平成18年夏、甲子園大会決勝での死闘を淡々と描き出します。私の立場としては駒大苫小牧高校がどのようにして強いチームになったのかが知りたいのですが、どうしても斉藤君の方に重点がかかってしまうのはしょうがないかもしれません。一連の駒大苫小牧の本を読んでみて、野球の奥深さを感じますが、この本もそうで、斉藤君が一流のピッチャーから超一流のピッチャーになっていったプロセスには息を呑むものがあります。

  • 2006年の夏。高校野球、決勝、そして再試合。

    あのときの試合はすごかった。
    その裏側がわかる本。

    おもしろかった。一高校野球ファンとして。

  • 昨年の甲子園決勝。

    歴史に名を残すであろう名勝負。
    早実VS駒大苫小牧

    そのドキュメント本。


    自由に選手自身が考える野球をもっとうとする
    早実。
    そして、その野球を甲子園優勝レベルのクオリティーで実践した奇跡的なメンバー達。

    一方、
    二度の悲惨な不祥事と田中の体調不良を抱えながらこれまた奇跡的に決勝に勝ちがった駒大苫小牧。

    その二つの奇跡が織り成す、奇跡的な名勝負。

    そのことがよくわかります。

  • 平成19年9月29日読了

全31件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1973年、千葉県船橋市生まれ。同志社大学法学部卒。スポーツ新聞記者を経て独立。スポーツをはじめとするノンフィクションを中心に活躍する。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社)でミズノスポーツライター賞最優秀賞、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧幻の三連覇』(集英社)で講談社ノンフィクション賞を受賞。他の著書に『佐賀北の夏』『歓声から遠く離れて』『無名最強甲子園』などがある。

「2018年 『高校野球 名将の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村計の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×