下流同盟―格差社会とファスト風土 (朝日新書)

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著者 : 三浦展
  • 朝日新聞社 (2006年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731197

下流同盟―格差社会とファスト風土 (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • 空洞化する商店街、崩壊する家族、増大するワーキング・アップ……。
    日本はアメリカのようにファスト風土化しつつある。どこに行っても似たような景色、お土産、チェーンストア、食べ物……。日本の将来はどうなっていくのだろう。
    (環境理工学創造専攻 M2)

  • 2007/6/26


    「ファスト風土化する日本」を二ヶ月ほど前に読んで,その続きをゲトしたので,
    読みました.
    前作では「日本の郊外が危ない!」ということで,本人の全く論理的ではなくも私情を交えつつも強引な書きっぷりで,面白かった,
    というか,危機意識を刺激された本でした.
    今回は,ファスト風土(郊外化により地域性を喪失させられた地方都市)の元凶たるモータリゼーションの震源地「アメリカ」
    に実際にわたって,ウォルマートや,その他を見て回った,筆者らのレポート.
    その感想も激しくバイアスがかかっているのですが,ナカナカ面白くはある.
    てゆーか,やっぱり郊外化はヤバイ!


    僕の住む
    京都も,故郷の右京区が地元商店街
    (安井商店街,花園商店街)なども軒並み潰れ(というか,店が入れ替わったり住宅になったり),
    徐々に郊外臭い雰囲気を醸し出すようになってきて見えて,微妙な危機感をもっていたしります.
    再開発された二条駅周辺も,なんだか京都という都市のどまんなかに突如,郊外店舗群が出現した感じ.なんか違和感.


    都市計画,再開発というと,でかい道路とでかいショッピングモールやシネコンをおったてるという発想から脱皮しなくちゃいけませんね.

  • 一時期、三浦望にハマっていた時に読んだ本の一冊。

  • どこか胡散臭さが漂う筆者?これはわたしのマーケティング専門家への偏見によるのだが、それがゆえにあまり手にしてこなかった本。
     よんでみると・・・いいね。しっかりとした視座がある。
     「人間はただ消費者としてのみ生きているのか」という問い。
    ショッピングセンターが進出することによって、なにが失われていくのか。地域の商店がなくなるだけではなく、低賃金労働が広がるきっかけにもなっていくなど。 多くの発見がある。

  • [ 内容 ]
    日本全国のアメリカ化は、はなはだ疑問だ!
    郊外ロードサイドに増殖する大型商業施設、空洞化する中心市街地と駅前商店街、不可解な犯罪、崩壊する家族、増大するワーキング・プア、そして青少年の非行化…。
    『下流社会』の著者が、アメリカ現地取材やフランスの現状を踏まえつつ、日本の将来を問う。

    [ 目次 ]
    第1章 下流社会とファスト風土
    第2章 これがアメリカのファスト風土だ!
    第3章 ファスト風土化し下流化する地方
    第4章 嫌われるウォルマート
    第5章 日本のワーキング・プア 心の叫び
    第6章 アメリカの下流社会―こぼれ落ちる若者たち
    第7章 古いヨーロッパ・フランスは抵抗する

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • グローバル化がおよぼす負の影響を地域社会の変化という側面から分析している。アメリカ視察、日本の地方都市の実態、フランスの例などが取り上げられており世界の現状の一端を垣間見ることができた。

  • 下流社会、階級社会、ファスト風土化をテーマにした複数の論文がまとめられたものであったので、おもしろかった。日本国内だけでなく、アメリカ・フランスなど国外からの視点が入っているのが新鮮。
    今までファストフード店や大型ショッピングスーパーに対して、下流化の視点からみつめたことなんてなく(むしろショッピングモールは大きいほうがいいじゃん!なんて思っていた)、これらのビジネスの進展が私たちの生活を着実に変えているという現実を初めて認識して衝撃を受けた。
    広大な空間、消費欲求のいたずらな増大によって倫理観が失われるという部分にも、この前まで働いていたコ○○コを思い返して納得。
    低賃金労働に搾取されることに関して、「自分の時間を切り売りするのではなく、切り売りしていたのは自分の人生」という箇所に深く考えさせられた。

  • タイトルに下流、格差、ファスト風土と盛り込み過ぎ!確かに全て関連性がある社会現象だけどさすがに3つは入れ過ぎでしょ…。
    でも内容はよかった。
    ファスト風土化(大型スーパーなどが進出することによって地域の特色がなくなりどの場所も似たような外観になってしまうこと)によって、現実感覚が希薄になる、社会と関わる場所がなくなる、その結果犯罪率が上がる、という説はなるほどなーと思った。裏付けはないそうだけど十分想像できる流れ。
    前に「貧困大国アメリカ」を読んでどひゃーと思ったけれど、今回三浦氏がファスト風土化をアメリカに査察に行っていて、かなりやばいと結論づけ、日本が続くのではと危惧を抱いていた。

  • 20090612
    home

  • 郊外の大型ショッピングセンターができたためにシャッター商店街が生まれるのは、全国の地方都市には良く見られる光景。
    でも、群馬県太田市はシャッター商店街が風俗街に大変身してしまっている。商店会長が「夜のネオンも綺麗なものですよ」と言っていたのが気になります・・・・・

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日本全国のアメリカ化は、はなはだ疑問だ!郊外ロードサイドに増殖する大型商業施設、空洞化する中心市街地と駅前商店街、不可解な犯罪、崩壊する家族、増大するワーキング・プア、そして青少年の非行化…。『下流社会』の著者が、アメリカ現地取材やフランスの現状を踏まえつつ、日本の将来を問う。

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