- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022731708
作品紹介・あらすじ
漱石の夫婦愛、漱石の親子関係、漱石と家族観-死後90年以上たっても読み継がれる文豪の素顔。愛の人・漱石の真の姿。死後九十一年たった今、彼の生きた痕跡を祖母や母たちの思い出話から、孫娘が綴る。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
漱石の夫婦愛、漱石の親子関係、漱石と家族観―死後90年以上たっても読み継がれる文豪の素顔。
愛の人・漱石の真の姿。死後九十一年たった今、彼の生きた痕跡を祖母や母たちの思い出話から、孫娘が綴る。
[ 目次 ]
第1章 漱石について聞いたこと、思ったこと(借家住まいの漱石 漱石生前の経済状態 おしゃれな漱石 ほか)
第2章 祖母鏡子の思い出(祖母という人 鏡子の戸籍上の名前はキヨ 気前のよかった祖母 ほか)
第3章 母筆子の思い出(母筆子と祖母鏡子 私の人生で一番影響を受けた人は母 母の愛 ほか)
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著者は漱石夫妻の長女、筆子の娘。
過大も過小もなく綴られている文章全体から、著者のまっすぐな人柄が感じられる良書。
漱石や鏡子夫人それぞれの美質が娘夫婦をとおして孫娘にも受け継がれているように思えた。
作成日時 2008年02月10日 13:24
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夏目漱石の孫にあたる著者が、母や親戚から聞いた夏目漱石の私生活の部分、そしてその周囲にいた人間関係について語った一冊。
夏目漱石という人間の裏側に興味がある人にとっては面白いが、そうでもない人にとっては他人の家族の思い出話を聞かされているとしか感じられない本である。