悪魔という救い (朝日新書 (098))

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著者 : 菊地章太
  • 朝日新聞社 (2008年2月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731982

悪魔という救い (朝日新書 (098))の感想・レビュー・書評

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  • 映画『エクソシスト』 映画『エミリー・ローズ』 秘跡(サクラメント) 準秘跡(サクラメンタリア) ソクラテス(神は存在するかという問いに即座には否定しなかった) アネリーズ・ミヘル(エミリーローズの元になった人物) 不可知論者 メソジスト派 「恐れおののいて救いをまっとうせよ」 聖痕(スティグマ) 皮膚描記症(ダーマトグラフィア) ヴォルテール「貴方の考えは気に入らないが、貴方が発言する自由は、私は命をかけても守りたい」 悪魔パズズ(エクソシストに出てくる悪魔) ダミアン神父(ジョゼフ・ド・ヴーステル) 映画『尼僧ヨアンナ』 ナントの勅令 シュラン神父『神の愛の勝利』 静寂主義(キエティスム) カテキズム 明けの明星(ルシファー、カルシファーの事) トム・チット・トット(民謡に出てくる妖精) テルトゥリアヌス『護教論』 プロテスタントにおけるマリア像 禁書目録 フィリップ・ピネル/エティンヌ・エスキロール デモノマニア 解離性トランス障害 ジュリアン・ジェインズ『二分心の崩壊における意識の誕生』 トゥレット症候群 マドレーヌ・ル=ブック  

  • 映画のエクソシストなどを題材に悪魔と悪魔祓いの解説が長く続く。本の題名に近づくのは最終章。ここを読むと悪魔が人の救いとなることが理解できる。悪いことは全て悪魔のせいにして自分の心を救済する。

  • 悪魔というテーマというよりは、エクソシスト作品の紹介という感じ。もっとエクソシストや悪魔に対する考え方が具体的にかかれているかと思ったけど、「〜なのだろうか」「〜なのかもしれない」という文体ばかり。結局なんなんだ!てなる。
    それぞれの作品に対する考察は面白いけれど、内容としてはストーリーの解説と豆知識という感じ。
    がっつり悪魔やエクソシストについて知りたいという場合には向いてないかも

  • カソリックでは悪魔祓いが「祓魔式」という名前で、サクラメンタリアの一つとして残っているらしい。
    アニメ「青の祓魔師」ではないがエクソシストは未だに本当にいるらしい。

    悪魔は人間と違って神の創造物ではなく従って神から自由な存在でありそうだ。キリストは祓魔師としてデビューしたらしい。ひょっとして神は悪魔に対抗して生まれたのかもしれない。

  • [ 内容 ]
    信者11億のカトリックの世界では、どうして「悪魔祓い」という摩訶不思議な儀式が、生き続けているのだろうか。
    解くカギは、「癒し」であり、「救い」であった!
    そして、その知恵は、現代日本の閉塞感打破につながっていく。
    「悪魔祓い」の、日本初の学術的入門書。

    [ 目次 ]
    第1章 悪魔祓いが今さらなぜ?―闇にひかれる人々
    第2章 不可知なものへのまなざし―『エミリー・ローズ』のメッセージ
    第3章 悪魔の存在証明―『エクソシスト』の衝撃
    第4章 神の愛の勝利―『尼僧ヨアンナ』の真実
    第5章 教会の公式見解―悪魔祓いと悪魔の正体
    第6章 エクソシスト・イエス―聖書が語る悪魔祓い
    第7章 二千年の伝統―『ローマ儀式書』への歩み
    第8章 悪魔憑きの科学―精神病理学からのアプローチ
    第9章 救いのありか―癒しを超えた可能性へ

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 現代、悪魔祓いが求められている。
    ローマの大学では「エクソシスト課」が開設され、現役エクソシストの数は
    年々増えている。なぜ、科学が発展した現代に、エクソシストが増えるのか?そんな疑問があり、この本を手にしてみた。

    本書の構成は、過去のエクソシストの逸話を具体的に紹介し、
    現代の医学や心理学的な観点から解明まで。
    過去の逸話の話になると、どうしても歴史っぽさが出てしまい(ナニナニ皇帝や、聖ダレダレのように)つまづく箇所がある。また、現在の医学に置き換えて分析することで、過去の悪魔憑きを否定的な立場で判断してしまうのは少し残念。

    悪魔憑きを肯定も否定もしないけどさ、過去のことを「あれはきっと演技だったに違いない」なんて言い飛ばすのは、なんとなく悲しい気がするじゃないですか。

  • 宗教について学んでみたくなった。

    信仰の立場からではなく
    理性的な面から。

    この新書は初めてというくらい夢中になって読めた。
    リアルな描写にのめりこんだ。

    ただ、最後のまとめ方がなんかあっさり。
    前半が最高だったために、もっと心に迫る結論を期待してしまった。

    まあ、こういうまとめ型だよな、って感じで少し残念。

    エクソシスト見なきゃ

  • 悪魔祓いというと映画「エクソシスト」になりますが、本書もその映画を端緒に話が始まります。実際問題、本書で指摘されているように悪魔に憑かれている人というのは十中八九は多重人格などの精神障害ということで、医学的には説明できるのでしょう。あたしもそう思います。ただ、それはあくまで他者の見方であり、他者が自分勝手に納得しているだけであって、当事者やその家族(身近な人)にとって、いくら何々性何々症と言われたって、何の助けにも慰めにもならないわけで、そんなとき科学ってものは実に無力で、人は宗教に救いを求めるものなのでしょう。そして悪魔が憑いていると言ってもらえれば納得できるわけで、納得できると言うことは、それだけで問題の大半は解決できていると思います。あとは、傍から見ればバカバカしいと思えるのかもしれませんが、仰々しく悪魔祓いなどの儀式を行なってもらえば大団円になるという次第。科学が発達すればするほど、新興宗教やカルトじみたものが流行るわけですが、悪魔もいなくならなければ悪魔祓いも終わることはないのでしょう。

  • 2008/3
    キリスト教における悪魔という存在はどんなものか。日本でも狐に憑かれるなどという言葉もあるが、宗教的側面から人の心の問題に触れている。

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悪魔という救い (朝日新書 (098))の作品紹介

信者11億のカトリックの世界では、どうして「悪魔祓い」という摩訶不思議な儀式が、生き続けているのだろうか。解くカギは、「癒し」であり、「救い」であった!そして、その知恵は、現代日本の閉塞感打破につながっていく。「悪魔祓い」の、日本初の学術的入門書。

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