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- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022732255
感想・レビュー・書評
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ふむ
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新書文庫
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シルクロードの複雑な歴史や現在の中央アジアの政治情勢を綴った一冊。
単純にシルクロードに思いをはせるような内容ではないので、読みこなすにはそれなりの知識が必要だが、シルクロードについて深く知る上では最適かと。 -
シルクロードを軸に歴史のこぼれ話というか、本格話というか、非常に味わいの深いエッセー集である。
西洋中心の世界史の視点を一気に覆し、ユーラシア大陸の東へ西へと縦横無尽に駆け巡る逸話の宝庫。
世界史と日本史の認識を持ってはじめてグローバルに目覚めることができるという考え方に大いに賛同。外交家に歴史家の認識も大いに賛同。そこらへんが本書のコアとなる主題なのだと思う。 -
歴史のエッセイはいろいろと出ていますが、中央アジア史を中心に書かれてあるものは珍しいのではないでしょうか。クルド人の英雄サラディン、シルクロード版吉四六さんといえるホジャのとんち話などから天璋院篤姫や斉明天皇、松本清張まで様々な形でシルクロードに関する話を読ませてくれます。
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