お金を知る技術 殖やす技術 「貯蓄から投資」にだまされるな (朝日新書 126)
- 朝日新聞出版 (2008年8月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022732262
感想・レビュー・書評
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お金は銀行に預けるなとセットで購入。勝間さんに煽られた頭を冷やすのに最適。冷静に勝間氏おすすめの方法を実践できるようになると思う。
[private]以下注目点
第7章 まず「金利」を理解して見方につけよう
P.154 日銀の情報
・http://www.boj.or.jp 「新着情報配信サービス」
第9章 良い投資信託、悪い投資信託の見分け方
・パフォーマンスの調べ方
「モーニングスター」、「投信スーパーセンター」
過去3年位の運用実績が良いものが、選ぶべき良い投信です。
・投資信託の勉強
「10年先を読む長期投資」澤上篤人著 朝日新書
・リバランスは1年毎ではなく、景気の転換点に
第10章 株式は「気に入った銘柄」を「長期保有で」
P.209
・株式で資産を増やすには
1. 余裕のある資金
2. 長期保有
3. 自分が気に入った優良企業
4. 市場全体が下げたときに買う
p.213 バフェットの教訓 (メアリー・バフェト著 徳間書店)
P.219 財務分析の方法(優良企業の見分けかた)[/private]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小宮先生が、講義中に予告していた投資本が登場です。amazon書評もなかなか高評価のようです。,随所に、勝間本に対して意識的にデータに裏付けた反論がなされており、ニヤニヤしてしまいます。,小宮流フェルミ推定全開の日米の預金投資バランスの分析など好例です。,読み進めているうちに、小宮コンサルタンツのメルマガで知ったのですが、小宮氏と勝間氏が座談会をされるとのこと。新宿紀伊国屋なので、行って見ようと最初は思ったのですが、有料でテーマが読書に特化しているので、取りやめました。しかし、お二人はケンカしないのかなあ。,,主な論旨,本当にリターンが期待できるのは、個別株の長期投資(決してインデックス投資信託ではない)。さわかみファンドの手法を評価されています。,投資信託の定期的なリバランスは愚の骨頂。,持ち家推奨(衣食住を投資の次元で考えてはいけない)。etc.,FXについては、特に言及なし(元東銀マン為替ディーラーのご意見を聞きたかったのですが…)。
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存在は知っておりましたが、身近に感じられなかったテーマなのでなかなか手に取らなかった本でしたが、読み終わってすっきりしました。
もう少し早く読んでおけば良かったです。
いろいろな金融商品に対する「誤解」がなくなったように思います。 -
筆者の著者「日経新聞の数字がわかる本」とほぼ同一の内容。ぶれがなくて良い一方、どちらか読めば良い。
・繰り返し用いられるバフェットの言葉「点と同じく、市場は自ら助ける者を助ける。しかし、天と違って市場は左右も分からない者を許さない。」
→資産運用するには、経済を勉強する必要がある。
・投資信託で必ず儲けるのは、取扱い業者。彼らは、投資家が得しようが損しようが関係ない。業者の言う通りに手数料の高い投信を購入するな。
・優良な株や投信に長期投資するのが賢明。
・株式投資の重要指標
自己資本比率(=純資産/総資産)>20%が望ましい。
流動比率(=流動資産/流動負債)>100%が〃。
PER(株価収益率)=株価/1株純利益
PBR(株価純資産倍率)=株価/1株純資産 -
攻めるお金と守るお金の区別をしっかりつけて,その中でそれぞれを運用すべき方向を教えてくれる。
債券,投資信託,株など,それぞれの特性を理解して取り掛かりましょう。
財務諸表(貸借対照表,損益計算書,キャッシュフロー計算書)を読めるようになることがベスト。 -
そろそろお金の勉強も必要だなと思い読んでみた。とても読みやすく書かれていて良かった。
預貯金等の無リスク投資、投資信託や株式投資等のリスク投資を考えるにあたり、基本的なことを学べた気がする。最も大事なことは、守るお金と攻めるお金をはっきり決めること。
そして、リスク投資できちんと資産を殖やしていくにはミクロ経済もマクロ経済も、それから金融商品の特性もしっかり勉強しないとダメだと感じた。 -
自分のお金に対する価値観に不足を痛感。
守るお金と攻めるお金。ライフスタイルとライフステージに基づいてきちんとしか考えを持つこと。
金融のベーシックな知識と金融商品の理解を備えて、ようやくお金をふやすことにつなげられる。 -
小宮さんの本は、内容が丁寧で分かりやすいです。
この本は、私が投資・経済を学びだした初めのほうに読んだ本。
投資・経済を学ぶ初心者向きです。