誰も知らないサプリメントの真実 (朝日新書 183)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.33
  • (2)
  • (7)
  • (9)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 88
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022732835

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 巷に溢れ出る「サプリメント」は、本当に効くのか? ある研究では効果があるという結果が出され、別の研究によるとそれほどでもないという結果が出ている。にもかかわらず、サプリメントを販売する会社の宣伝文句には素晴らしい効能のみが並んでいる。流行に流されず、自分に必要なサプリメントの見極め方を指南した一冊。▷サプリメントとは、健康を補助する食品のこと。医薬品ほどの厳格さは求められず、品質にもばらつきがある。▷薬と同じように、サプリメントも効き方には個人差がある。体調がよく副作用もなければ、適度に使用を。

  • ちまたの健康にまつわる情報が気になって読みました。サプリメントは客観的データが不十分なものが多く、評価しにくいところを著者の視点でデータを読み解いて易しく解説してくれています。

  • このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
    とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。

    2016/7/19

  • 世に出てきた様々な健康食品やサプリメントについて書かれている。
    眉唾物の商品が多いこの業界。ほんとに人間の身体に必要なものは何なのか、見極めるガイドブックになる一冊だと思う。

  • なかなかまとまっている。簡潔な説明に好感が持てます。

  • 気の向いた時にパラパラと読み返すのにちょうどよい。よく聞くサプリでも、知らなかった効果が書かれてあり参考になる。摂り過ぎた場合のネガティブ作用が書かれているのもよい。

  • 序説ではサプリメントとは何かを概説。各論では、DHA、ポリフェノール、イソフラボン、ヒアルロン酸、タウリン・・・・・・・・など、おなじみのサプリメントの効能について、間違いない科学的数的根拠をもとに教えてくれる。多くの間違った理解も正してもらえた。

  • 普通、サプリメントや健康食品の摂取時・・どんなことに注意をしたら良いのか・・判った上で使用するのが良いと思います。
    何も知らずに使用すると、悪くは無いけど効果がはっきりしないなどの不信感に陥ったりするんです。
    知ってから使用してください。

  • この本は教えてくれない内容が凝縮されています。
    しかし、最後の成分はもはやサプリとはいえないでしょう。
    一種の麻薬とも言ってもいいぐらいです。

    中にはほとんど効果がない、といわれているものもいます。
    がっかりしてはいけませんよ。
    薬じゃないのですから。

    この本を読めばあのサプリのCMには
    安易に引っかからないはず。

  • [ 内容 ]
    コエンザイムQ10、ビタミン、アミノ酸…人気サプリメントの実力は?
    すっかり身近な存在となったサプリメント。
    だが、その使用に関する適正情報は意外と少ない。
    効能には個人差もあり、調査結果の統計では効果なしとされていても、人によっては有効な場合もある。
    流行に流されず、自分にとって必要なサプリメントを見極めるために、生理学・脳科学の権威が伝授する。

    [ 目次 ]
    第1部 サプリメントの基礎知識(サプリメントとは何か;調査方法も進歩する;分析結果のカラクリ;副作用はなぜ起きるのか;プラシーボ効果とは;プラシーボ効果も効果のうち?)
    第2部 サプリメントの効能を分析する(抗酸化剤―ビタミンA・C・E/ベータカロテン/セレン;抗酸化剤―エコンザイムQ10;DHA/EPA;アラキドン酸;ビタミンD;カルシウム;ポリフェノール;イソフラボン;成長ホルモン;男性ホルモン(テストステロン) ビタミンB類/葉酸 アミノ酸 ヒアルロン酸/コンドロイチン硫酸 メラトニン バレリアン マカ セントジョーンズ・ワート ガラナ イチョウの葉エキス クレアチン タウリン ニンニク 高麗人参 アロエ 麻黄)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒、同大学院修了。医学博士。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を経て、同大名誉教授。専攻は生理学。日本生理学会、日本臨床血液学会などの評議員も勤める。
89年、中国科学院より国際凝固線溶シンポジウム特別賞を受賞。
91年、ポーランドのビアリストク医科大学より名誉博士号を受ける。
血液学と生理学の分野で国際的な活躍をする一方、最新科学の成果を実生活に生かす具体的な方法を説いて幅広い読者をもつ。
著書には「40歳を過ぎても記憶力は伸ばせる」(講談社)「ウツな気分が消える本」(光文社)など多数。

「2004年 『定年後は「いきいき脳」を鍛えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高田明和の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×