奴隷の時間 自由な時間 お金持ちから時間持ちへ (朝日新書 201)
- 朝日新聞出版 (2009年10月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022733016
作品紹介・あらすじ
人生の幸福は、「現在」を大事にすることにあります。将来の利益のために、現在を犠牲にするのは最悪の生き方。あらゆる宗教が、現在を大事に生きよと教えています。ひろさちやが教える「お金と時間」とうまくつき合う智慧。
感想・レビュー・書評
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過去を追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられた。
未来はまだやって来ない。
だから現在のことがらを、
現在においてよく観察し、
揺ぐことなく動ずることなく、
よく見きわめて実践すべし。
ただ今日なすべきことを熱心になせ。
誰か明日の死のあることを知らん
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頭ではわかってるんだけどね。
問題は実践なんだよな。
宗教を持たない人間は「美学」に走る。
というのは考えさせられた。それもひとつの生き方だとは思うが、宗教を持っているからと言って、じたばたして醜く生きるのもどうなのかと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大切なのは「時間」
今を大切にしよう!
相変わらず痛快な、ひろさちやさんです。 -
” 「未来がどうなるか、人間にはわからないのだよ。
本当に迷っているのであれば、サイコロで決めな。」
だって、迷っているということは、どちらでもいいからです。
どちらでもいいことを、理屈でもって選ぶことはできません。 ”
未来をサイコロで決める、という話がおもしろかった。
実際に著者が大学から講義を頼まれたとき、お寺でサイコロを振って受けるかどうかを決めたそう。
確かに、「やりがいがあって給料の良い会社」と「やりがいがなくて給料の悪い会社」のどちらかに行くとしたら、どんな人だって悩まないはずだ。即断即決するだろう。
けれども「悩む」ということは、天秤の左右の重さが拮抗していて、どちらに振れてもいいということなのかもしれないな、と思った。
(まあ、極端な例ではありますが・・・。) -
こういう本好きだなぁ。
現在を生きる。
現在を大事にする。
過去にとらわれず、将来に期待しない。
あとは実践ね。 -
幅広く宗教を学んでいる人の話は、おもしろい☆
特に宗教好きな私はわくわくしちゃいます(^^)♪
でも、この本はあまりマニアックな部分はないので、一般的にも楽しめるでしょう。
お金より時間が大事ということを、おもしろいエピソードで紹介。
仕事に追われている人にぜひ読んで欲しい一冊です。 -
明日できることは今日やるなということ。
江戸時代の人々はまるで趣味で貧乏をしているかのよう、という記述が印象的。
満足度4 -
carpe diem 現在を楽しめ!
ひろさちや氏らしい。 -
ひろさちやは読みやすく、頭にすっと入ってくる。いろいろよみたいけれど、彼の著書は500を記録。。。よめるかな。