サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術 複数収入獲得マニュアル (朝日新書 215)
- 朝日新聞出版 (2010年1月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022733153
感想・レビュー・書評
-
稼ぎたいですけどね・・・。まずは飽きずに苦も無くできる分野のことを探すのが先決。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終わったー\(^o^)/
会社勤めをしながら副収入を得るための指南書。
仕事ができることを会社に感謝しつつ、自分の"事業"を持つことも大切。 -
p18
梅棹 忠夫の『知的生産の技術』、清水幾太郎の『論文の書き方』、中島一の『意思決定入門』
p23
一見面白くないことを経験することがいい方向につながっていく現象を、私は「かかわったことは全部やりきる」と表現しています。
p26 私のモデル
トレーニングする
↓
人のやりたがらないことをやてきっかけをつかむ
↓
きっかけを大事にして「会社の外」で稼ぐ
↓ (循環) ↑
きっかけが重なり合い世界と自分が広がる
↓
夢が実現する
p27 会社の外でお金を稼いで大丈夫か
「法律違反をせず、会社の規則に違反していなければ基本的には大丈夫」
p52
少ないとしても、まずは給料を確保する
↓
初期費用が小さいネットビジネスや株式投資から始める。
↓
株式は株価の上昇(キャピタルゲイン)ではなく、手間がかからず確実な利回りが得られる配当(インカムゲイン)を狙う。
↓
資金が貯まったら最終的には不動産収入などの不労所得を目指す。
p68
「会社の外」で稼ぐ際に私がお勧めするのは次の四つの基本戦略です。
戦略Ⅰ 勝てるところで戦う
戦わずして勝つ
得意分野に絞る
戦略Ⅱ 勝つ力を貯める
スキルを高めてコンテンツを整える
情報を蓄えるトレーニング法
戦略Ⅲ 「伝える」ことに力を注ぐ(実はこれこそが勝ち負けを決めます)
広報・宣伝が死命を制する
稼ぎ上手は伝え上手、伝え上手は聞き上手
相手のことを思うことが伝えること
戦略Ⅳ 継続する
事業をやることで能力が高まる
行動すれば仕組みが動き出す
p107
私が感心するのは、彼は買った物件に自分は住まず、必ず賃貸に回している点です。交通至便なよい物件に自分は住まず、高い家賃収入を得ているのでうs.これは、投資の鉄則の一つです。投資は儲けるのが目的であって、消費するのが目的ではないからです。
p151 「会社の外」で稼ぐ人の共通点
稼げる環境を自ら作る
私は「会社の外」で稼ぐ人たちに共通する特徴が三つあると思っています。
①勤め先に感謝している
②自分のやりたいことを自分なりのやり方で追求している
③仕事が速く、周りの人への気配りが繊細。
p186
上司と仲良くするコツは、一言で言えば上司に「尽くす」ことです。
・反対意見は言わない
・頼まれたことは第一優先でやる
・人前では上司の味方をする
・上司はお客さんだと思っておく
p188 会社の仕事を早くこなすコツ
コツその1 資料は雛形から作る
コツその2 すぐに決める
コツその3 極力、会議に出ない
p195 「控え目」でいることを学ぶ
・人前では反対意見は言わない(人間にとって、特に上司にあたる人にとって部下に自分の意見を否定されるのは、受け入れにくいものです)。
・相手を立てつつ、アイディアを付け加えるように話を展開する(話のなかん理屈はなんとでもなるので、全く反対の意見でもアイディアを広げたように言うこともできます。)
p196
若き孔子に老子が諭したという話があります。孔子が30歳のころ、周に遊学した際老子に面会し、「子の驕気と多欲と態色と淫志とを去れ」と言われたそうです。
・驕気:おごりたかぶった気持ち
・多欲:欲が多いこと。
・態色:これ見よがしの態度。
・淫志:ぎらぎらした野心
p203 「財務諸表」を読み解こう
『社長になる人のための経理の本』(岩田 康成)
『決算書がおもしろいほどわかる本』(石島洋一)
『財務3表一体理解法』と『財務3表行った分析法』
『やよいの青色申告 確定申告版』
p210 昼間は一生懸命働こう
・メールは短文で即レス。
・お茶もトイレも、できるだけ行かない
・会議は出ない、資料を作らない -
会社にいながらにして、副収入を手にするノウハウがまとまっている。副業を行うときの会社との付き合いかたや心構えについても解説してあり興味深かった。
-
アフィリエイト,株,不動産投資などはまぁやっぱりかーという感じ.講師業,原稿寄稿などもあるわけですね.
もちろんそのためには勉強が必要.
こうしたら稼げる!っていう内容もありますが,副収入を得るための心構えや作法といったことも大切に書かれていました. -
副業やら不動産投資やらに興味はないのですが、ビフォア9とアフター5の有意義な使い方についてヒントを得たく、流し読んでみました。参考になったのは、2割くらい。残り8割は、1)いかに賢く副業するか、2)どのような副業をするか、という内容。題名どおり、本気でそういうことをやりたい方には、適書と思います。そういう意味では看板に偽りなしでした。
図書館借用。 -
具体例や成功、失敗などがざっくり一通り書かれていて一気に読みやすいが、ものすごく参考になった!というよりは、一度さらりと読んでみるのもいいのかな?といったような、意外とあっさりした印象だった。
-
飲みに行かない.
早起きする.
アフィリエイト→株→不動産
と投資を増やしていく. -
気になったところを箇条書き
* アントレプレナーシップ論講座
* 赤坂ブレックファーストクラブ
* 「知的生産の技術」「論文の書き方」「意思決定入門」
* 給与 → ネットビジネス → 株式投資 → 寄港,出版,講演 → 不動産投資,事業投資
* 勝てるところで戦う,勝てる力をためる 伝えることに力を注ぐ 継続する
* ある分野を検索し,本を読む.読んだことを公開することを続ける
* 講師.comというサイト
* アフィリエイトサイトとバックリンクサイトを作る
* 単価の高い広告から逆算してサイトのキーワードを決める
* 勤め先に感謝する 自分のやりたいことを自分なりに追及する 仕事が早く気配りが繊細
* 住民税は普通徴収を選択 確定申告書B 第二表下にある
* 苦しい時には笑え
* サラリーマン副業宣言というサイト
* 反対意見は言わない,頼まれたことは第一優先,人前では上司の見方.上司はお客さんと思っておく
* 控えめでいることを学ぶ 人前では反対意見は言わない 相手を立てつつアイデアを付け加えるよう話を展開
* 会計の本 「社長になる人のための経理の本」「決算書が面白いほどわかる本」 -
柴田さんは日立の社員だそうです。その方が、副業でも稼げるようになった経験を明かしてくれます。
この手の本としては、藤井さんの「週末起業」もおすすめです。どちらの本も、なぜ「独立起業」ではなく「副業起業」にすべきかについて書いています。「専業サラリーマン」ではなく、「副業起業」という点も気になりますね。
柴田さんの本は、ご本人以外の副業の例が幾つか紹介されている点が面白い。アフィリエイトで稼ぐ方法とか、不動産投資などが挙げられています。
個人的には、アフィリエイトなどの実例は知って面白いけれど、自分には関係がないので、なぜ副業なのかについて詳しく書いている藤井さんの「週末起業」の方が面白かったです。もっとも、当時より時間が経っていて、副業という概念が浸透してきたので、柴田さんはより具体的な内容にしたようにも見受けます。
起業とは関係がないのですが、サイトやブログを通じて事業をする人の「書く力」について、面白い指摘がありました。「自分はこんなに知っている」と書くよりも、「自分は苦労してここまで分かったけれど、もっと楽な方法はありませんか」と書くと良いとありました。自分が知っていることを伝えるのがスタート地点だけれども、伝える一方ではなくって相手に引き出してもらいつつ自分を出すのが良い。
コミュニケーションにおける「聞く力」や「共感」を活用することなのでしょう。書くという伝え方でも工夫次第でそういう場が作れるという点が勉強になりました。
ボクのブログより:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20100628/1277726011