仕事ができる人に変わる41の習慣 朝イチでメールは読むな! (朝日新書 224)
- 朝日新聞出版 (2010年3月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022733245
作品紹介・あらすじ
頭が冴えた朝は、メール処理ではなく創造的な仕事からスタートする。こうしち習慣の積み重ねが、仕事の成果に大きな違いを生んでいく。キヤノン電子のカリスマ社長が学び、身につけてきた仕事習慣を、九つのテーマごとに徹底指南。
感想・レビュー・書評
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序章のこの部分を読んで、絶対にキヤノンのカメラは買うまいと決めた。いまウィキで調べたけどなるほどこの人は学歴にコンプレックスがあるのか。コンプレクスをバネに頑張って社長やってるのは素晴らしいけど、自然科学がガリ勉のお遊びで机上の空論である、みたいな嫉妬心丸出しのかきなぐりは印象悪い。 偏差値と地頭のよさ、を一緒にしてるのもおかしいよね。自分には偏差値も地頭もないけど心があるからキヤノンここまでひっぱったよ、っていうことかな。科学者には心がないってか。
引用
「偏差値よりも大切なこと
一方、自然科学の世界、すなわち学問、学者の世界では大事なのは「能力」であり、言い換えれば「偏差値」かもしれない。人間を知らなくても数学や物理の発見をすることは可能だろうし、学問的業績を挙げるためには、いわゆる「地頭のよさ」は必須の要素だろう。
しかし、ビジネスの世界では「人間を知る」ことが勝利の条件であり、学歴や偏差値的な能力はほとんど意味を持たない。もっとも大事なことは「人間を知ろうとする謙虚な姿勢」であり、逆にいえば、この姿勢さえあれば、いわゆる偏差値エリートでなくても、「仕事ができる人」になり、ビジネスで成功する可能性は無限にある。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上司としてどうあるべきか、を悩んで本を読んだら、ヒントがたくさんあった。
特に、会議中の人物観察は、そういう視点もあるのか、と感心し、やってみようと思う。
タイトルから、結構怖い人のイメージがあったが、すごく人間味にあふれた社長さんだった。 -
飛ばし読み。日本的なサラリーマン思考。昭和の古い考え。
でも、いくつかは今でも通用する本質的なことだった。参考にしたい。 -
会議の中での習慣は参考になった、
今後は実践していきたい。 -
キャノンという日本企業の経営者らしい視点。手書きのメッセージ、サイン、報告、部下の心情など、非常に参考になった。ただし、自然科学の前に人は皆平等の精神とは相容れない。
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啓発本であるので、全て鵜呑みにするのではなく、自分が取り入れる必要がある箇所を吟味して読むことが大事。「会議の習慣」のなかで「~だろうと思います」という発言を禁止するというのは納得。憶測や希望的観測での発言では、物事は先へ進まない。
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タイトルから仕事効率系ビジネス本と見えるが、実際はサラリーマン社長の著者の大企業での立ち回りや心得が中心。
自分の手柄にしないというのは、大企業の立ち回りでは正解だと思う。ただ、なかなかそれができないのも事実 -
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メールにかぎらず仕事に関わる筆者の体験から得た考えがドッサリ。タイトルは「読むな!」と押し付け感があるので、手に取る時は少し躊躇する気持ちもありましたが中身はそんなこともなく、読みやすい。わかりやすく自分の考えを伝えるという点で筆者の能力の高さがそれだけでも伺えます(そりゃ、社長をするぐらいだから当然か)。
特に勉強に関する考えは自分のものにしたい。今はほとんどしていないけど、読書後の今、もっと勉強をしてみようという前向きな気持ちになっています。
『子供向けの入門書から読む』基礎を作って進めていくことは大切ですね。 -
キヤノンの社長さんによる本。平社員にも管理職にもためになる内容だった。