- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022733719
感想・レビュー・書評
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第1章バイヤー
第2章レシート 無意識節約術
第3章具体的な支出の改善策
第4章貯蓄率設定
第5章節約で人生が豊かになる
バイヤー コスト削減の7つの方法 ①商品をよく知っておく、②安い所から安いもの、③交渉する ④条件を変える(まとめ買い) ⑤ユーザーを管理する(買おうとしている人を管理) ⑥使わない、量を抑える ⑦見える化を実践する(グラフ化)
効果のわかる支出は抑制 効果のわからない支出は抑制するな→一見無駄に見える投資によって将来の種まき
0.1円 人件費をタイムウォッチで計測 タイムレコーダーの置き場所→休憩地の近く→「あと10分で残業代」=社員がその時間まで暇潰して待つ
企業のコスト削減手順 ①買っているものを集計する②支出比率順に並べる③削減率を設定する④仕入先を探し、切り替える⑤効果を確認する
レシート節約術
①レシートをもらう ②財布に貯める ③紙に貼って眺める ④見える化・集計管理☆ここ20年そのやり方をやってきた!ムダ使いは少ない?大陸横断の経験のために貯金が少ないだけか?
ネットカフェ難民 1時間100円、24時間2400円、30日72000円→多人数で住めばネットカフェにより安い
購入対象商品そのものの必要性→自分にとって必要か?、代替品はないか?
本当に何回も使うか?→スポーツジム、ホームシアター→割り返すと1回の金額が割高
プライベートブランド トップバリュ メーカーと小売店の宣伝広告費削減 メーカーのキャッシュバックがない(メーカーは小売店に納入すると協賛金を支払う)→売り場作りに使われる(4%から7%)
ポイント制の幻惑
テレビ30万円をポイント10% 27万と3万円のポイントでDVDを購入
テレビ30万円の現金割引10% 27万 DVD3万円の10%割引 2万7000円 支払額29,7000円 総支払額は少ないからお得 見た目の金額に注目
カーライフナビ→地元の安いガソリンスタンド
賃貸マンション、引っ越し代金→2月と6月に価格の谷
意図的に1日の摂取カロリーを1700キロカロリー以下にする→食事を抑制し長期的に痩せておくことが短期的な快楽につながると自己説得→何でも食べるのではなく500kcal以内で特に美味しいものを選択して摂取する→これまで食べようとしなかったもの食べる機会に恵まれる
自己表現としての貧乏 格差社会、メディア、観光地で混雑(☆格差社会とは逆のハズ)
人事院標準生計費 食料品、住居関係費、被服・履物費、雑貨1、雑貨2 一人世帯は12万円(平成22年)が標準的にかかるコスト 常識的生活費は×1.3
無駄から生まれる偶然→無駄遣い=話の種→新規案件を受注 高級レストラン巡り→いつのまにか専門家
牛丼一杯の儲けは9円(幻冬舎新書)
YouTube無料で遊べるコスト削減 -
一言紹介
節約の考え方を変えて習慣化しようという提案本
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自分総括
タイトルからは主婦目線での節約術紹介本だと思ったが、内容は若手社会人向けかな。
節約(やダイエット)は努力しても長続きできないので、できるだけ習慣化してしまおう。
(努力が継続出来る人はそもそもこんな本買わないだろうし)
そして節約してできたお金を自己成長に投資することで人生をより豊かにしていこう。 -
刺激的なタイトルの本が多くなってきたため、このようなタイトルでも昔ほど挑発的には感じられなくなった。
ちょっと無理があるのでは・・・という感じ。
読者ターゲットをどこに絞っているのかはわからない。
おそらく、「レシートは捨てるな!ポイントは貯めるな!」が予定だったが、インパクト弱いから変えたのではと推測できる。
内容も立ち読みで充分だった。 -
企業でやられている方法を導入する。
コスト削減の7つの方法
1.買う商品をよく知る
2.安い所から買う、安いものを買う
3.交渉する
4.条件を変える
5.ユーザーを管理する
6.使わない、量を抑える
7.見える化を実践する
効果の分かる支出は抑制せよ
効果の分からない支出は抑制するな
この言葉は一見奇妙であるが著者の経験に基づいている。
レシート節約術の4ステップ
1.ものを買ったらレシートをもらう
2.レシートを財布にためておく
3.レシートを紙に貼って眺める
4.見える化により、集計、管理を行う
まずは出来るだけ簡単な方法をとる。
レシートを集め、集計し眺めると頭が勝手に支出抑制を考え出す。
欲しいものの代替品を探す。
食料品等のプライベートブランドは費用対効果が優れている。
買い方のポイントは2点
1.後払い出来るならばそれを選択。
2.ポイントはすぐに使用。
つまり、クレジットカード払いが出来るならばそれを利用。
またポイント付与は一見安く見えるが、実際支払った額を考えるとそうでない場合がある。
我々は常に実際支払うお金を気にしなければならない。
商品を買う時には見た目の金額に気を取られてはいけない。
単位当たりの価格を気にする。
著者の貯蓄推奨額は以下。
手取り額ー標準生計費の50%
但し、安定した貯蓄を確保しつつ、
効果の分からないものへの投資、支出もやめない。
著者の体験を元に書かれたおもしろい本であった。
人間の習慣に着目することはとても納得できた。
そもそも人間はなかなか努力をしない。
まずは目に見えるようにする。
全てはそこから始まる。 -
企業の購買担当者のコスト削減の現場を垣間見れる書。1秒1円の意味を理解した上で、外注との価格交渉に臨む。ケーブルを取り上げるのに本当に3秒かかるのか?というレベルで想像力を働かせて交渉しているとのこと。凄まじい限りだが、非常に納得性もある。しかし厳しいとは思う。その反動だろうか、この本の真の目的は、効果のわからないこと(無駄なこと?)に時間を使おうという主張を唱えることだそうだ。前半の理路整然とした話からかなり掛け離れた直感的、経験的な話であるが、自分もその意見には賛成なので、あまり突っ込む気にはならないが、無理でももう少し、前半的なロジカルで攻めて欲しかった気もする。
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読み終わりました。
企業のバイヤーの話から始まって、レシートを見返すことで無意識を変えていく話、お金に対する向き合い方と話が進んで、最後は人生論に繋がるという、なかなか面白い本でした。 -
興味深さもあるが、タイトルなんてものは捨ててしまえ。
これまで、何冊も書かれていると思われるはずだが、文章が面白くない。
どんようである。著者の意見しかない。論拠に薄い気がするが、押し通すような勢いが感じられる。
最初から3章ぐらいまでは読まなくても大体わかる。
何が言いたいかは、最後に集約されている。
効果のわからない支出は抑制するな。
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内容は結構濃い。家計の見直しの参考になる。
価値のわからないものに投資するとはなるほど -
バイヤーとしてコスト削減に取り組んできた著者の経験を、家計の節約に活かすためのテクニックを述べている本です。
レシートを台紙に貼るなどして自分の支出を「見える化」することで、コスト感覚が無意識のうちに身につくと著者は述べており、さらに注意するべきポイントなどを具体的に論じています。
当たり前と言ってしまえば当たり前のことばかりなのですが、本書に書いているようなことを本当に実行することができれば、確かに毎日の生活の中でコストを削減しようという姿勢が生まれるようになるのではないかと思います。ただ、意外な節約テクニックのようなものが紹介されているわけではなく、個人的には少し内容の密度が低いように感じてしまいました。