- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022734235
感想・レビュー・書評
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著者のコンサルタントとしての取り組み姿勢が好きです。
何事も地道な積み重ねが非常に大事だと再認識できます。
そして「無知の知」という考えはやはり重要です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世の中を大局的に俯瞰して見つめるコツが書いてある。経済活動を定点観測し、自分なりの仮説を立てて検証していくこと。インプットのみならずアウトプットを日ごろから実施していないと鍛えられない。小宮さんのレベルに行くには相当の鍛錬が必要なのでしょう。
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会社の見方、意識する点が分かりやすかった。
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若手コンサルタント向けの書籍。基本かつ大切なキーワードが埋め込まれており、参考になった。図書館で借用。
関心を持つこと。 関心を持てば、物事が見えてくる。
新聞は1面から読む。
仮説と検証。物事の本日が見えてくる。
検証したことに更に疑問を持ち深堀する。
読者にしても、勉強にしても、毎日の積み重ねがモノを言う。
忙しい人ほど、時間をコントロールしている。忙しい忙しい、時間が足りない、と言う人は、時間に使い回されている。
時間を効率的に使う人が人生をコントロールできる人。
月初めに、仕事とプライベートの目標を立てる。
目的とは、最終的に行き着くところ。
目標とは、その通過点や具体的な評価
★コンサル力を高める5つの習慣
・早起きする
・日記をつける
・座右の書を繰り返し読む
・約束を守る
・関心のあることを人に話す
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・6つのスキル
聞く
理解する
関連づける
書く
伝える
説得する
→説得するには、信頼関係が必要。好意を抱いていないと、首は縦には降らない。
・1冊の本を読みこむ。
・無知であることを常に意識する。おごらない。 -
・お客様の話を聞くときにコンサルタントが心がけなければならないのは「ノイジー・マイノリティ(やかましい少数意見)に騙されない」ということ。そうではなく、サイレント・マジョリティ(大多数の積極的に発言しない人)の求めるものを見極める目を持たなくてはならない。そのためには日頃の訓練(常に世の中の多くがそう思っているのかどうか、一部の人だけがそう思っているのではないかと疑うクセをもつ)が不可欠。
・経営コンサルタントは「お客様が知らない。だけど、すごく知りたいこと」を提供するのが仕事だということです。その一つがマクロ経済、そしてもう一つは他社の成功事例や失敗事例。多くの会社で起こっていることを集約し、その本質を見つけ出すのが私の仕事です。
・「仮説を立てて検証する」を繰り返すと、ものごとの本質が見えてきます。仮説を立てる場合に基準にしてほしいのが原理原則。現実の事象を原理原則と照らし合わせ、経験を積んだら、さらにその中から自分の原則を見つけ出し、それを基準(=仮説)としてものごとを見ていってください。
・正しい原理原則の学び方は長年読み継がれた古典や語り継がれた人の伝記を読むこと。良いと思った本は折をみて、何回でも読み返してください。それが正しい原理原則を身に付ける唯一の方法です。
・成功する人に共通する5つの特色
①せっかち
②人を心から褒めることができる
③他人のことでも自分のことのように思える
④怖いけど優しい
⑤素直
・失敗する経営者の特徴(=内部志向)
①公私混同
②私利私欲
③CS(お客様満足)よりもES(従業員満足)
④和気あいあい -
必要なスキル、物事の考え方、自己変革方法などすべての範囲で、具体的な施策が書かれており、実践しやすい。
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経営コンサルタントをする上で大切な心構えや習慣など。具体的な仕事術ではない。コンサル以外のビジネスマンにも参考になるところはある。
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小宮一慶氏のコンサルタントとしての集大成と言ってもよい一冊。
小宮氏の原理原則の一つである「お客様第一」に違わず、お客様である「読者」を思いやる文章、内容だった。
また、ハウツー本によく見られる上から目線ではなく、全て小宮氏が実践の中で体得した項目が書かれている。
非常に良書だと感じた。 -
著者のこれまでの経験から、コンサルタントに必要な6つのスキル
「聞く・理解する・関連づける・話す・書く・説得」の重要性を説明し、
日々の生活・仕事の中でどう修得をしていくかについて書かれている。
中身はビジネスパーソン全般に当てはまるものであり、
読了して、「もっと勉強しなければ!」という感想を持つに至った。
心がけひとつでいくらでもスキルアップ出来ることも理解でき、
書かれた内容も非常に平易で理解しやすく、万人にお勧めできる。
自分も、まずは何かひとつ始めてみようと思う。