古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術 (朝日新書)

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著者 : 古田敦也
  • 朝日新聞出版 (2015年3月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736062

古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術 (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • ヤクルトスワローズで長年にわたって捕手として活躍し、プロ野球界を代表する選手のひとりである古田敦也氏がプロ野球の観方を自身の観点を交えて解説した一冊。

    投手、打者、守備、監督と4つのカテゴリーを球界でも屈指の名選手として挙げられる氏の解説は大変参考になることが多いものでした。
    読んでいて、配球や守備シフトなどはデータによる傾向などから緻密に計算されていることを知り、これからプロ野球を観戦する際のワンプレーに注目する視点が生まれました。
    アマチュアとプロとの違いを指摘されている部分も多くありそちらも参考になりました。
    特に守備のシフトの部分に関しては球場でしか味わえない醍醐味であり興味深いものでした。

    普段何気なく観戦しているプロ野球の奥深い世界を知るとともに選手がここまでのことを考えてプレイしていることに感嘆した一冊でした。

  • プロ野球ファンの歴史はのべ15年くらい?の私でも知らない沢山の事が分かって面白い。電子書籍で買おうかな。古田はやく球界に戻ってきて~。

  • 漠然と試合を観ていては気が付かない所にフォーカスしており、新しい視点が得られる分、読後野球観戦に行きたくなるような内容だった。ただ、捕手として長年第一人者だった著者にはもっと膨大なノウハウが蓄積されている筈だから、薄い新書ではボリュームが足らず、トピック構成が広く浅くなった点、やや物足りなくもある。別の機会でぜひ、選手、監督、解説者としての体験をフルに活かした、具体的な事例をもとに著した体系的な本を、日本の野球遺産として遺してほしい。

  • 2016年7月22日読了

  • 野球をより深く観戦するための着眼点について、投手、打者、守備、など大きなテーマごとに説明した本。野球はテレビや球場でよく観るけど、より深い視点で(投手と打者の駆け引きや心理、打者と守備体系の関係など)観てみたいと思っている人には丁度いいレベルの内容。
    ピッチャ―のタイプの違い(オーバーハンドとスリークォーター)による変化球の違い、右打ちと左打ちの有利不利、守備における利き手の関係など、野球のルールは知ってるけどそれは知らなかった、といったトピックスが分かりやすく解説されています。私的に一番「なるほど!」と感じたのは「何故以前よりもカーブを投げる投手が減ったのか」という部分。確かに最近は変化球と言うとまずスライダーという感じですよね。
    配球とかピックオフプレーとか細かい事を突き詰めればもっと分厚い本になると思いますし、そういう事まで知りたい人は野村克也氏などのより詳しい本を読まれたらいいのではと思います。

  • ワンランク上の観戦方法を紹介した本。
    ピッチャーの観方、バッターの観方、守備の観方、監督の戦術の観方の4つの章からなっている。
    私のように野球観戦はするけれど、そこまで詳しくないという人にも、野球経験のある通の人にもためになる面白い内容だと思う。
    特に興味深かったのは「三浦大輔の積極的バッター対処法」や「サードランナーの基本的スタンス」の項である。
    三浦投手と対戦する左バッターが打つ、一塁線、あるいはライトスタンドへの強烈なファウルボール。これは、ボール1個分インサイドに入ってくるため、芯で当てるには投手寄りでさばかなければならなくなり、バッターがボールを思い切り引っ張ってしまうから起きる。つまり詰まった打球になってしまう。これを踏まえると、左バッターが打つ強烈なファウルボールは、「危ない」ではなく「さすが」ということになる。(p60)
    そんな観方ができるようになったら、より楽しく観戦できると思う。

    1死三塁や一・三塁の場合、内野ゴロゴーが出ることが多い。もし、三塁ランナーが三本間で挟まれても、粘ればその間にバッターランナーが走り、2死二塁になる。
    このとき、サードランナーが走らなければ、同じ2死でもランナー三塁じゃないかと考える。
    しかし、プロでは2死二塁と三塁はそれほど変わらない認識である。(p144)
    この認識に驚いた。

    他にもたくさん面白い話があったけれど、特に印象的だったのは上記の内容。
    分かりやすい解説は、さすが古田さんである。

    実践的なこも多々出てくるので、野球をしている人には特におすすめしたい。

  • うーん、ちょっと期待しすぎたかな。

  • 興味深く読めた。
    普段球場には足を運ばないしテレビ観戦でも漠然と見ることの多かった自分には、そうなのかと思うようなことが多かった。
    投手の投球フォームごと、また右投げ左投げ、右打ち左打ち、変化球の種類、守備について、監督の仕事や作戦などについて書かれている。
    ページ数はそれほど多くはないのでいずれも簡潔だが、自分のような知識のない人間にはそれでも面白く読めた。
    サイドスローの選手にとって落ちるボールがこれほど重要とは。

  • 三葛館新書 783.7||FU

    元プロ野球の選手・監督でもあり、現在は解説者として活躍されている古田敦也さんの著書です。
    野球ファンの観戦眼はするどい一方、プロ野球の経験者からみると、ファンの観戦眼とはまた違う観かたがあるようです。その違いを知ると今までの観戦の楽しみとはまた違う楽しみ方がきっとできるはず。
                                   (ゆず)
                                   
    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=81572

  • マニアックな視点に陥ることなく、プレイヤーの視点からちょうどワンランク上(ゼロランクでもツーランクでもなく)の解説をしており、面白く読めた。
    またどこかの監督をして欲しい。

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古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術 (朝日新書)の作品紹介

【芸術生活/体育スポーツ】野球の「観戦力」を上げるために知っておきたい知識を「球界一の知性派」である著者が初披露。「いいピッチャーやバッター」の見分け方から、試合の「肝」に気づく方法まで、自分自身の体験や現役選手のプレー、伝説の名勝負を再現しながら解説する。

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