- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022737168
感想・レビュー・書評
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著者の情熱、エネルギーを感じました。
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現金よりも電子マネー派な俺。電子マネー用のSIMフリースマホとiPhone2台持ちをしているけど、アップルペイの選択肢が増えたら1台に集約できるかな。
とりあえず、Felicaが世界基準になるかどうかと、そうなった時にビジネス環境がどう変わるかを意識していこうと思う。 -
ITと金融は相性がいい。
アップルの今回の決断が、日本のIT業界や金融、クレジット業界に与える影響は大きい。
決済の主役は、クレジットカード会社、銀行からIT事業者へと確実に変わっていく。
と本文にあった。
ビットコインも含めどのように社会が変化、というより激変していくのだろうか。 -
去年の社内募集論文で書いたのは、Suicaの国際化を急げ。そのためにiDやQuickPayのようにクレジットカードに紐づけてポストペイ方式にすれば通貨の壁を越えられる。
という内容で。
その最後に、早いとこやらないとApplePayやGooglePayが日本に参入してSuicaの基盤ごとシリコンバレーに持っていかれるぞと言及した。
その2カ月後に突然、うちの会社がApplePayと協力します!と発表したのだった。
あぁ、協力体制でやるのね。
いささか恥ずかしい論文になってしまったが、発表前にApplePayまで言及できたのは我ながら数カ月先の先見性はあるなと自信がついた。
という経緯があり、さて筆者はどういった内容を書いているんだ?と読んでみた。
Suicaに対して好印象すぎて、むしろ前のめりになりすぎている内容であるが、Suicaの国際展開への方向性としては間違っていない。
海外でもSuica使えたらいいよねと気楽に思うが、去年に本社でやったSuicaの勉強会行ってきたけど、その発想は余りに楽天的過ぎた。
一番の障壁はハードの問題になると思う。
海外ではフェリカは主流規格ではないし、何よりSuica0.2秒のタッチアンドゴーを担保しているのは、改札機に日本全国の電子マネーを使った場合の交通経路情報が記録されているからだ(数千万通りだっけ?忘れた)。
ハードに頼らないソフト側での対応というロードマップもあるにはあるが、いつになることやら。
Suicaの試金石は2020年のオリンピックで、誰もが驚くサービスを提供できるか。それを海外からの観光客もシームレスに享受できるかにかかっているのではないか。
Suicaって便利だな。外国人にその考えが広まりだしたら、次の段階なのだろう。 -
SuicaがiPhoneでも利用できるようになるアップルペイに関する解説。
かなり、アップルSuica連合に対する思い入れが強く、前のめりな印象。
新幹線の米国進出のあたりの記述をみると、鉄道業界の現状には詳しくなさそう。 -
筆者の想像と希望的観測が入り混じっていて、正確に現状を理解したい読者には向かない。NFCとFeliCaの関係をざっくり掴みたい、ぐらいの方向け。
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Suica super urban intelligent card
Felica Felicity(至福)
クレジットカードの手数料 コンビニ1-2% 居酒屋スナック 5-7% (回収不能の焦げ付きがでる可能性があるから)