クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ (ソノラマノベルス)
- 朝日新聞社 (2008年2月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022738257
作品紹介・あらすじ
愛する人を事故から守るために、男は過去に跳ぶ。かけがえのない人の病を治すために、女は過去に跳ぶ。制約のあるタイム・マシンに乗って。たとえ命を救えたとしても、過去にとどまったり、再び現代に戻れる保証は何もない。しかし、それでも時空を跳ぶ者に、時の神クロノスの許しはあるのか?タイムトラベル・ロマンスの傑作として名高い連作に、感涙の書き下ろしを加えて贈る、奇跡の物語。
感想・レビュー・書評
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タイムトラベルの話は大好き。読み始めると手が止まらず最後まで一気に読んでしまいました。
面白かったー!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章が洗練されてないとかご都合主義的とかいったん置いといて、発想が面白く好き。
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過去にモノや人を飛ばす機械「クロノス・ジョウンター」
様々な制約や副作用がある中
それでも大切な人のために
男も女も過去へ跳ぶ。
タイムパラドックスや、パラレル世界等
「これはアリなのか?」な部分も残るけれど
「人を想う心」を描いた作品。 -
小説
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短篇集。いろんな話が少しずつ絡んでいて、「あの話のあの人だ!」と分かっていると、より楽しめる。
『野方耕平の軌跡』が一番好きかなあ。 -
タイムマシンに乗って過去へ行く話。
しかも、かなり制約があって、登場人物はその制約に振り回される。
タイムトラベルものに付きものの、タイムパラドックスをどう処理するか、というところが一番の悩みどころだろうし、読む方としては、そこをどううまく納得するような形で、ちょっと語弊があるが、騙されるか、というところだろう。
なかなか感動的な展開ではあるのだが、やはり、それはないだろうというタイムパラドックスと、それと、あまりにも後付けのご都合主義(言わば、後出しジャンケン)が目について、素直に感動できなかった、というのが正直なところだ。
話を3つくらいに絞って、綿密に、緻密に話を(時間を)展開したほうが良かったんじゃないかな。 -
舞台化もされたタイムトラベルロマンス。
もし自分が時間旅行できるならどこに行きたいか、友達と仲たがいするきっかけとなったある出来事を防ぎたい -
淡白。