吸血鬼ハンター/アナザー 貴族グレイランサー (朝日ノベルズ)
- 朝日新聞出版 (2011年1月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022739605
作品紹介・あらすじ
貴族暦7000年、地球はOSB(外宇宙生命体)の侵略を受け、三千年戦争が始まっていた。貴族最強の戦士にして"北部辺境区"管理官グレイランサーはOSBの月面基地攻撃などで華々しい戦果を上げるが、重傷を負って、二度人間に救われる。そして戦線に復帰したとき、貴族世界最高の議決機関"枢密院"では恐るべき陰謀が進行していた。「吸血鬼ハンター」シリーズ姉妹編、堂々登場。
感想・レビュー・書評
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吸血鬼ハンターDシリーズの外伝とでも言えるような作品です。
Dは出てこず、貴族グレイランサーの活躍が描かれます。
本編はDや人間の視点で書かれていますが、この作品は貴族の視点で展開します。
また、本編では軽く触れられるだけだったOSBがいろいろ出てきます。
なるほど、なかなか面白いですが、でも貴族の世界でもちゃんと「組織」があって、上司と部下みたいな関係性があったり、武官、文官の違いで色々あったり、結構人っぽいところもあるなぁ、と思えます。笑 -
吸血鬼ハンターのアナザーとして読むには面白い。Dとの戦いが見てみたい
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とにかくグレイランサーのかっこよさがヤヴァイ(*´Д`)
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久しぶりに菊池秀行の本を読んだ。
学生時代は大好きで全て読んでいたような気がする。
その中でもヴァンパイアハンターDのシリーズは大好きだった。
この作品は世界観を活かした姉妹編と言うことだが、貴族達に支配される世界観が非常に面白かった。
久しぶりに、本編も読み返したくなった。 -
なんというか、らしいといえばらしい作品。
でもインフレでおなかいっぱい。
D本編の近作とつながりがあるので、そちらと読み比べるとおそらくキャラの行く末とかわかるのでもう少し見方がかわるかも。
にしても・・・際限ないなぁ。 -
今まで昔話にしか出てこなかった、貴族の栄華の時代。
何のかんの言っても結局人間っぽいところがちらほらするグレイランサー……意外と萌えキャラな気がするw -
もはやワンパターンの極みを目指していた吸血鬼ハンターに新たな流れができて、これで本編もいよいよ完結に向かうのかと期待が高まります。生身の御神祖様の登場は久しぶりですねぇ。