それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ[完全版]3 (朝日ノベルズ)
- 朝日新聞出版 (2011年2月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022739612
作品紹介・あらすじ
またまたレッドスナッパーズの四姉妹を相手に戦うことになった洋子たちだったが、どうやら敵さんは任務をほっぽり投げて個人的な恨みで行動している模様…。作戦も何もあったものではない攻撃に、徐々に戦闘は不毛の様相を呈しつつあった。そんな折、突然現れた正体不明の戦闘艦が射ち出したモノに、一同の目は一気に点になってしまう!?外伝シリーズも巻き込み始めた、暴走の第3巻。
感想・レビュー・書評
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ついに物語が動きだしたという感じだ。
おそらくはオールドタイマーが残した遺跡である「スクランブルエッグ」は一体なんなのか?
過去からスカウトされた「山本洋子」の名前にオールドタイマーの遺跡が反応したのは何故か?
時間が楽しみだ。
[more]
短編は登場人物を掘り下げてくれる。「クリムゾン?スナッパー」にも色々とあるみたいだね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロートの意外な一面を見た
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20世紀末の日本と30世紀の未来を、人類同士の奇異な“宇宙戦争”(と言う名のスポーツに近い)の為に行き来する洋子たち。
文化祭準備のために大忙しだったはずが、スクランブルエッグと呼ばれるガス雲調査へ同行することになってしまった。
TERRAへ共同調査を依頼してきたはずのNESS側の事情によりスクランブルエッグ宙域での戦闘となる。相手はNESSへと亡命したシルヴィーのハンマーヘッド(旧TA-21:洋子たちのTA-2系列艦のプロトタイプ)。
普通に終わるはずだった戦闘は、シルヴィーの機転で思わぬ方向へ!
スクランブルエッグがオールドタイマーの作った人工天体であったことも災いして。
オールドタイマーが洋子に接触を試みる!?
と言うことで、物語序盤の山場(の前編)です。
と言うか、ここまでは導入部で、ようやくここから話が始まる感じです。オールドタイマーとは一体なにものなのか?
挿絵、初めてファンタジア文庫版のリライトが登場しました。
それも結構沢山。
綾乃のバニーガールとか。
でも、カラーはありません(苦笑)
ちなみに後編の『時計仕掛けのラビリンス』は次巻収録なのだけど、予告編とも言うべき【COMING SOON】がカットされたのはちょっと残念かなぁ。