増補版 村上春樹はくせになる

著者 :
  • 朝日新聞出版
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022930149

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本当は増補版じゃない方を読んでいる。大学から大学院にかけて何に惹かれるかわからないまま読んでいた。その意味を丁寧に解説してくれていて懐かしい。カフカはカラスを意味している。憎悪や負のエネルギーがどこに向かうのか、そのことを探求している。結局、阪神大震災を起こしたのは自分の負のエネルギーだと考えている人がいるのも新鮮やった。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1954年、奈良県生まれ。文芸評論家。愛知淑徳大学教授。1986年「記述の国家 谷崎潤一郎原論」で群像新人文学賞(評論部門)を受賞。著書に『書きたいのに書けない人のための文章教室』(講談社)、『2週間で小説を書く!』 『MURAKAMI龍と春樹の時代』『あらゆる小説は模倣である』(以上、幻冬舎新書)、『増補版 村上春樹はくせになる』(朝日文庫)、『文学の未来』(風媒社) など多数。共著書にロングセラーとなった『高校生のための文章読本』(ちくま学芸文庫)などがある。

「2016年 『デビュー小説論 新時代を創った作家たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清水良典の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×