AKB48の経済学

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023308725

作品紹介・あらすじ

AKB48はデフレ不況が生み出した?「おニャン子クラブ」「モーニング娘。」のビジネスモデルとは何が違う?AKB48がもたらす「心の消費」とは?芸能界と日本型雇用システムの関係は?アイドルも地産地消の時代を迎えた?人気アイドルグループ「AKB48」を題材に、韓流ドラマやマンガなどにも造形が深い異色の経済学者が日本経済を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 流し読みしかせず。

  • なかなか面白かった

  • ビジネス

  • 図書館

  • 想像以上に内容がしっかりした本だったなあ。久しぶりに書評書くかな!笑

  •  AKB48については興味がなく、この際だから読んでみようと思った。
     AKB48の入団テストや競争システムなど知らないことが多かった。この団体の経済的システムが大相撲と似ているとの指摘におーなるほどと思った。

  • ターゲットは若くてお金がない層だから、1000円以上の本にしない、入場料も3000円と安い。ふつうなら1万円くらいする。
    おニャン子はテレビの視聴率低迷とともに終了してしまったから、その反省を活かしている。
    アイドル個人の収入や安い、今までの投資を考えたら仕方がない。それでもインセンティブが働くから安くてもやる。

  • 「AKBを経済学的に分析」という観点は興味があるのだけど、筆者自身があまりAKBに詳しくないようでところどころ細かい間違いが。
    劇場チケットが安いというだけで貧乏オタクがターゲットだと断定しているのも微妙。意図的に避けているのか、握手券や複数種CDのような、複数買いをさせるためのいわゆるAKB商法についてほとんど触れていない。デフレの結果生まれたビジネスと言っていますが、どんなジャンルにせよお金がなければオタクはつとまらないというのが現実。

  • つまらない。

  • AKB48グループを大相撲の組織に例えている。


    個々のタレントのマネジメントは各芸能事務所が行い、

    集団による公演のマネジメントはAKSという統括事務所がある。



    同じように大相撲でも個々の力士については各相撲部屋が行い、

    興行としての「本場所」「巡業」は相撲協会が責任を持つ。





    このように経済学という一見すると敷居の高い、馴染みのない分野についてAKBという大衆文化を通じて分かりやすく説明している。



    AKBが好きな人はもちろんのこと、AKBについての予備知識がなくても十分楽しめる内容となっている。

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著者プロフィール

上武大学ビジネス情報学部教授、経済学者。専門は日本経済思想史、日本経済論。「リフレ派」経済学者の代表的な論客として、各メディアで積極的な発言を続けている。サブカルチャーにも造詣が深い。『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞。『脱GHQ史観の経済学』(PHP新書)、『日本経済再起動』(共著、かや書房)、『増税亡者を名指しで糺す! 』(悟空出版)、『ご当地アイドルの経済学』(イースト新書)、『AKB48の経済学』(朝日新聞出版)、『不謹慎な経済学』(講談社)、『経済政策を歴史に学ぶ』(ソフトバンク新書)、『エコノミスト・ミシュラン』(共著、太田出版)等、著書訳書多数。

「2022年 『田中秀臣・森永康平の Nippon学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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