何かのために sengoku38の告白

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著者 : 一色正春
  • 朝日新聞出版 (2011年2月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023309203

何かのために sengoku38の告白の感想・レビュー・書評

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  • ブクログで当選しました!
    尖閣諸島の中国籍の船と、日本の海上保安船が衝突した映像を、
    動画サイトに投稿した本人の手記。
    筆者が単なる衝動や思いつきで映像を流出させたわけでなく、
    事前に犯罪に当たるのか、社会への影響がどう出るのか考えて、
    悩んだ上での行動であったことがわかる。
    まあ、中国や韓国の漁業権を奪いかねない強引さを記し、
    日本の外交政治の弱さに警鐘を鳴らしています。
    最初は、筆者の言い訳が続く本なのかな、と思ったけど、
    中国や韓国、アメリカの言いなりになっている日本という図式に
    筆者が怒っているのがよくわかり、興味深く読めました。

  • 2011/03/06~2011/03/06
    星3.4

     ブクログの献本で頂いた。sengoku38という人物が、何をどう考え、なぜ行動したのかということに興味があったから応募した。読みやすく、文章を書くのが上手いと感じた。

     本には、尖閣諸島についての客観的考察にはじまり、"sengoku38"の行動に終わる、一連の騒動の内容が書かれていた。
     とはいっても著者はビデオ流出肯定派なので、もしかすると事実に客観性がないかもしれない。
     だから僕は、この本をビデオ流出肯定派の、1つの意見と考えて読んだ。

     結果としては、予想していた理由の1つが当たっていたことを知れた。
     どういう流れだったのかはネタバレになるのでここには書けないが、僕より年上の人がどう考え、どう行動したか詳細に書いてあったので、簡単に想像できた。

     これは感想になっているのかな……?


     余談だが、この本では"sengoku38"というIDの由来は分からない。著者は"sengoku38"について触れてはいるが、結局最後まで由来を述べていない。

  • 気持ちはよくわかる。しかし、今の日本人は考える力や機会を失っていて、一色さんの思うような議論にならなかったのだと思う。本人目線からすると、途轍もないことを告発するとしても、国民からするとたくさんある事件、スキャンダルの中のone of themなのでしょう。本書に書いてあるような思いを知らせた上で告発した方が効果的だったような気がします。
    一色さんの告発には大賛同。これがなかったら、民主党のアホさ加減も露呈されなかったのだけど、これって対外的にどれだけ活用できているんだろうか?宣伝ベタな日本なのは相変わらずなのかな。
    昨日の産経で安部さんがやっと公開するって出てたよな。頑張ってほしい。

  • 【動機】Kindleで試し読みしたらおもしろくて。
    【内容】日本の外交について国民ひとりひとりが考えて行動してほしいという思いと、それを実現するためにみずからのとった行動が書かれている。
    【感想】力強い物語だった。信頼の根本的なものは、自分の自分に対するそれかもしれない。

  • 一色氏がビデオ流出するに至った経緯と彼の思いが克明に描かれている。これを読んでいると日頃から感じている日本の病んだ組織体制を改めて痛感する。省益あって国益なしではなくむしろ彼の言う通り『国益あって省益なし』でなければいけない。国家の隠蔽体質に快刀乱麻を断つ筈が(もしくは問題提起程度にしろ)、黒い影に操られたマスコミの的のズレた報道によって彼の目的は果たされず、その後震災もあってうやむやになっていることはとても残念。
    Sengoku38の意味はここでも解明はされない。がっかり。

  • 一色氏の思いが伝わる。

  • sengoku38という人物に焦点が当てられ、問題の本質があまり語られることなく、この事件への社会的関心が薄らいでしまったのは問題だと思った。

  • 講演会でお話を伺った後に買い求めたサイン本です。友人、家族、仕事の仲間への思い…胸を打つシーンがたくさんありました。感謝の言葉がどのページにもあふれていました。

  •  2010年9月に尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件の映像を「sengoku38」としてYoutubeに流した元海上保安官の一色さんが、ビデオ流出に至るまでの経緯、葛藤などを語っています。

     公開して全く問題ない映像を突然“国家機密”とした政府、領土問題ではなく「情報管理の甘さ」「動画流出の動機」など論点をずらして報道するマスメディア、国防を語るだけで軍国主義、右翼と判断するような偏った教育など…幕末ものの本が好きでよく読んでいるのですが、当時国のために戦っていた人々は今の日本を見てどう思うのでしょう。

    「組織の命令が明らかに間違っている場合、個人はどうすれば良いか」

     こちら、本書の中で著者が書いていた事ですが、絶対である組織の命令に反し安定した公務員という職、家族の未来を賭してまで、あのような勇気ある行動を取れる人がいるのかと心から驚き、尊敬しました。

     丸腰をアピールしていれば泥棒にはあわないなんてのは、きっと夢の国のおはなしかな、と。「サムライってまだ日本に存在したのか!」と嬉しい気分になりつつも、色々と考えさせられました。

     日本人なら、是非一度読んで欲しい本です。

  •  
    ── 一色 正春《何かのために sengoku38の告白 20110218 朝日新聞出版》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4023309206

    http://booklog.jp/entry?keyword=%E4%B8%80%E8%89%B2%E6%AD%A3%E6%98%A5&index=Books
     
    http://q.hatena.ne.jp/1322873986#a1121158
     一色事件の三つの謎 ~ 逆アリバイ・ハンドルネーム・リスク ~
     
     複数の重複投稿「昨年起きた、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件が」
    http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4ADFA_ja___JP438&q=%e6%98%a8%e5%b9%b4%e8%b5%b7%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%80%81%e5%b0%96%e9%96%a3%e8%ab%b8%e5%b3%b6%e6%b2%96%e3%81%a7%e3%81%ae%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e6%bc%81%e8%88%b9%e8%a1%9d%e7%aa%81%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%8c%e3%80%81
     
    (20111206)

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