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みんなの感想・レビュー・書評
・麿赤兒「快男児 麿赤兒がゆく 憂き世戯れて候ふ」(朝日新聞出版)の 冒頭に、本書は「一九六一(昭和三十六)年に奈良県の畝傍高校を卒業し、芝居を志して上京以来四十歳に至るまでの私の恍惚の日々の一端で ある。」(1頁)とある。大雑把に言へば麿の半生記であらう。ただし、あくまで「一端」である。上京から四十歳までの人生のいくつかのエ ピソードの積み重ねである。それがおもしろい。「恍惚といってもいま思えば... 続きを読む »
ここ最近読んだ中で、間違いなくいっちばん面白かった本。
お芝居好きにはこたえられないけど、芝居好きじゃなくても
最高に面白いです。2日で読みきったですが、早く読みたいのに
終わるのが惜しくて。
60年代の演劇をやっていた方々、時代の空気などが活写されてて
私自身はそれよりずっとずっと後の世代で生まれてすらいないのに、
やはり、今の学生より、いろんなことを考えてた世代だったんだなあ
って思いました。
もうねえ、抱腹絶倒・破天荒。
なのに礼儀正しくて、血が熱くて…。
一行目から引き込まれます。
読んで下さい。ワクワクするから!
なにかをつくるとか熱中するとかは、やっぱりこうでなきゃ出来ない!
そう思わされます。
そして自分の中にも、熱く荒ぶる何かがあるって
揺さぶられます!
痛快!麿赤兒 さん、ほんとカッコイイです!
麿赤児 名文である。文章の密度が濃いというか、隙がないというか。 京極夏彦的な濃さではなく、より優しく孤高な濃さとも言える。 抜群にリズムが良くて、とっとっとっと読まされる。 脚本も書かれるのだから、プロの文筆家とも言えるがこのような自伝とは又別物。 ガンを克服し、己の来し方をまとめてとどめておこうと思われたのか。 最終章に、稽古中に被災した東日本大震災のことにも触れら... 続きを読む »
あの絵金の映画
「魑魅魍魎」の主演男優さんです
土方巽さん、唐十郎さん、寺山修司さん、千田是也さん
別役実さん…
それらが
気になって仕方ない人は
それはそれは
面白いエッセイ集ですよ
2011年10月13日読み始め、読了。
舞踏家で俳優でもある麿赤兒のエッセイです。ざっくり今までの半生を語ってますが、基本は酒場の親父が武勇伝語ってるみたいな感じです。といっても登場人物は有名人ばかりだし、面白すぎる話ばっかりですが…。
しかしほんとうにざっくりなんで、物足りない感じは残ります。最後の方なんて「20数年すっ飛ばして現在…」なんて書いてます。飛ばしすぎです。
麿赤兒さんのお父さんは、軍人で太平洋戦争で亡くなったそうで、顔も知らないそうです。そんな麿さんが父を知る人物と出会う話は切なくもあります。中でも五・一五事件に関わった三上卓とのエピソードは興味深いです。
余談ですが、息子である大森立嗣、大森南朋のことは全く書かれていません。自分の家族のことはほとんど書いてませんが、現在の奥さん?には少し触れています。







