ウォーレン・バフェット

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 237
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023309975

作品紹介・あらすじ

バフェットのどこがすごいのか?家は郊外の狭小な中古。食事はハムサンド。買った株を「永久に持つ」だけで、バブル経済ともシリコンバレー企業とも無縁-。そんな人間が、株価上昇率なんと82万%を実現したのはなぜか?コカ・コーラやワシントン・ポストの大株主であり続ける秘密は?世界トップの富豪になった道筋は?「1億円払っても話を聞きたい」と尊崇される賢人バフェットの投資術、仕事術、マネー哲学を法則化。

感想・レビュー・書評

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  • ビジネス本から離れようとおもって投資とMA、金融系を攻め続けたが、結局バフェット関連の本が面白く、本質的。

    「勝負はタイミングを見極める」などの原理原則がわかりやすく記載されている。

  • ウォーレン・バフェットの投資に対する考え方とその実績が分かりやすく理解できる本。
    一生付き合えると思える会社にだけ投資する、その明確なスタイルがとても感動しました。
    自分だけが利を得るのではなく、投資先の会社も豊かにする、理想だ…

    私も自分が理解できる会社のみ投資…ということで、日本株ばかり買っていますが、日本株ではバフェットさんみたいに儲けるのは無理なんだろうな。
    でも、元より好きな会社に投資せているから優待とかが嬉しい。
    それで良いとします

  • 分散投資をしながら、これだけでいいのかと思っていたところにお勧めされていたこの本を手にとった。
    上がっているから、他の人が買っているからその株を買うのか?という若きバフェット自身の過ちは耳に痛かった。
    優秀な経営者がいる優秀な会社をまずまずの価格で購入する、
    バリュー投資へのまずは一歩目を2021年実現したい。

  • バフェットの生き方を通して、彼の考え方を学ぶことが出来た。
    投機ではなく、投資を目指す姿勢は大変参考になる。
    良い会社の株をそこそこの値段で買うのがベストとの考えに至ったことはよく分かったが、そこそこの値段であることをどうやって判断しているのかまでは踏み込まれておらず、そこが知りたいと思った。

  • 投資の巨人の投資・会社に対する考え方を記した一冊。

  • 少額でもいいから投資をする。自分から始める。すぐに始める。徹底してやり続ける。
    お金は投資に使え。時間は自分に使え。
    「割安株」ではなく「成長株」に目をつける

  • 図書館で借りた。世界的な大富豪のウォーレン・バフェットの投資に関する事、人生におけるルール、失敗から学んだ事などをまとめた内容。前に話題になってた21世紀の資本という論文では貧富の差の拡大を縮めるには金持ちからもっと税金を取るしかないと言う結論だったが、ウォーレンさんは論文発表のずっと前から自分達のような金持ちからもっと税金を取りなさいと推進してた事にびっくり。質素倹約な生き方や投資は業績以外にも経営トップの人物像も判断材料、尊敬できる人と出会う事、読書の大切さなど為になる話も多く面白かった。

  • すごい人だと思うが、読ませ方がよくないような気がする。あるいはバフェットの事をよく知った人が読む本なのかもしれない。巨万の富を築いているが、一言で言って堅実な投資家なのだと思う。最も大切なのは自分自身に投資することだと言っている。読書家であり思索家である。都会に住まず、田舎で、、、

  • はじめて読んだバフェット本。
    もっと早く読んでおけば良かった。

  • 小見出しと文章の内容が一致しない箇所が多い。小見出しにとらわれず読んだ方がいいと思う。
    内容は、ウォーレンバフェットに関しての本は初読だったので、色々と得ることは多かった。ただし重複する内容も多い、師や法則など。

    一番の鉄則
    ・「損」をしない、そしてそれを心がけることを忘れない

    ・どいうところで働けばよいか 職種は好きなところで、会社は最も尊敬する人がいるところで
    ・尊敬する人 ペン・グレアム、父ハザード 
    ・頼もしい経営者

    ・投資の判断基準 
    1.株価がその企業の(内的)価値より安いかどうか
    →事業内容を理解する、また出入りする業者やスタッフ等に聞き込みをする
    2.その企業に優れた経営者がいるかどうか
    →いればつべこべいわず完全に任せる

    ・借金は手持ちの25%以内に→ビジネスは明日どうなるかわからない、返済できると思いこむのは過信かつハイリスク

    "投資の世界には見送り三振がない"→自分のストライクゾーンを決めて、それ以外には手を出さないということ

    投機(短期、証券、市場)より投資(長期、保有、会社)が最大利益を生む、これらは明確に区別
    すること

    ・株は長期間保有する(複利)

    仮定の話は時間の無駄

    ・ノーの結論は相手の話しが途中であろうとすばやく出す、自分のそして相手の時間を大事にする、無駄にしないために。

    "土地や会社に資本を出すというのは、今後土地の値下がりや利益があがらないというリスクをしょっているということ。ゆえに、売却益等の見返りは資本を出した人間(経営者、株主)だけがもらえる。リスクをとっていない小作人(従業員)は、働いた分の給料はもらえるが、そういった見返り、分け前はもらえない。ビジネスとはおしなべてそういうもの”

    ・1日10時間ほど膨大な資料、本、新聞を読み、勉強し、探しつづけた。
    →投資における収益率は、こういった知的努力で決まる

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著者プロフィール

1956 年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。/慶應義塾大学卒。業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立。/トヨタ式の普及で有名な若松義人氏の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導した。/一方でスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスなどのIT企業の創業者や、本田宗一郎、松下幸之助など成功した起業家の研究をライフワークとし、人材育成から成功法まで鋭い発信を続けている。

「2020年 『渋沢栄一・野村克也 各4冊ラックセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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