文系でもわかる統計分析 (朝日おとなの学びなおし 社会学)

  • 朝日新聞出版
3.73
  • (11)
  • (11)
  • (10)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 185
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023310438

作品紹介・あらすじ

統計分析をともかく「使える」ようになりたい、あなたへ。じつは、統計分析って「基礎理論」より「応用」のほうが簡単。難しい数式はすっとばし、統計結果を読み解きたい人も、実際にソフトを動かしたい人も、統計分析がリアルにわかる。おもしろくなる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あなたは本や論文を読んでいるときに、扱われている統計データがよく分からなかったということがありませんでしたか? あるいは、授業等で統計のデータを扱うときに、どうやって分析すれば良いのかよく分からなかったということはありませんでしたか?

    上記のような悩みは、学類(あるいは大学院前期課程)時代の僕がまさに経験した悩みでした。色々な方法から数量的な分析をおこなう研究は、教育学の分野においても数多く存在しています。

    そのような研究に取り組むことを目指す初学者にとっておすすめなのが、本書です。本書では、非常に分かりやすい文体で、クロス集計や相関分析、分散分析、そして重回帰分析など、主要な分析方法を理解していくことができ、またそれらを統計ソフトで実践するためのレクチャーも見ることができます。ほとんどストレスなく読める本なので、多くの初学者にとって参考になるものだと思います。
    (ラーニング・アドバイザー/教育 OYAMADA)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1759069

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB08826049

  • やっぱり ちょっと難しい

  • 本書はSPSSの入門書としても使える。
    数式もほとんど使わないし、語句も極めて平易に言い換えておりまさに初心者にうってつけの作品だと思う。

    ロジステッィク分析がなんとなくイメージがつかめた。
    もっとも…古市氏が本書のような統計能力だったら東大院は何故入学を認めたのか疑問符が付くが…まぁ、入門書だからあえてこうしたキャラを演じているのだと思う。

  • ガチで統計分析の本です。ちゃんと統計分析をやります。ゆえに一般向きではないのだけれど、そういうことを学んでいる人にはもちろん、日々そういうデータに触れる機会がある人…新書なんかでもよく統計をネタにしたりするし…には、リテラシー的にパラパラ読んでもいいのかも。

  • 【超速読】複雑な計算もワンクリックで処理できるSPSSというソフトがあるそうで、それをもとに実践的な統計分析を学べるっつーしろものぽいです。もし必要なことがあれば、再び読むこともあるでしょう。興味本位で流し読みしただけなので、このくらいで。

  •  統計分析本としては今まで読んだ中では本質をついているところなので参考になった。

     難しい事をいかにやさしく話せるかこれも分析をする以上に大切なことなんだな。

     分析方法は多々あるのだろうがここではクロス集計、相関分析、分散分析、重回帰分析、ロジスティク回帰分析、多項ロジスティク回帰分析、交換作用の検証に触れている。いや読んでいるときはさほど感じなかったが結構いろいろな分析方法に触れていたんだあまり意識せずに読んでしまった感がある。もう一度しっかりと読み直さなければいけないな。

     と思いながら一つ残念な点、統計ソフトを使いながら自分の手で解析を行うのを主としているがここで使うソフト有料だよね?自分の勘違いだったら良いのだけどもしそうならやっぱ誰にもやりやすいフリーソフトでお願いしたかった。

  • 具体的な例と軽快なテンポで語られる統計知識やスキルについて初学者にとっては非常に読みやすいものであると感じた。マンガなどの統計学入門よりはわかりやすいのではないかと感じる。

  • 本書は、題名の通り文系でも分かるように数式をほとんど用いずに統計分析の要点を押さえた本である。本書の執筆者は、おそらく計量社会学をやっている社会学者であり、従って計量社会学(とくに教育社会学)の事例を主に扱っているが、実際のデータを熱かって分析したり、分析結果の見方を具体的に書いてあったりと、非常に分かりやすい内容となっている。

  • いわゆる文系の人で、卒論でアンケート調査をしようと思ったけれど、分析ができそうもないからやめようかどうしようかと思っているような人向けの本です。数学が苦手な私がやっと見つけたデータ分析方法についての本で、最近テレビなどにも出ている若手の社会学者の古市さん(かなりの文系)が先輩の須藤さんから教えてもらう、という形で書かれています。統計についていろいろ頑張ったけどわからなかったら最後に読む本、です。

    教育学部 A.T


    越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1000855289

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

須藤 康介(すどう こうすけ)

現   職:明星大学 教育学部 准教授
最終学歴:東京大学大学院 教育学研究科比較教育社会学コース博士課程修了
       博士(教育学)
専門分野:教育社会学

「2020年 『学習と生徒文化の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

須藤康介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
マーク・ピーター...
エーリッヒ・フロ...
ジャレド・ダイア...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×