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- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023311572
感想・レビュー・書評
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麻生さんが野口五郎「針葉樹」の作詞をした人ということだけは知っていたが、評論家に転身していたとは。
舌鋒鋭く「J-POPが何故死んだか」を検証していく。ヒット曲を持つ作詞家時代のエピソードがいちいち面白く、邦楽業界の腐敗ぶりにただの暴露本ではない説得力がある(困ったことに)。東大文学部出身と知りびっくりした。分析がしっかりしているのも道理だ。2012年末に出たやや古い本だが、予言の幾つかは当たっている。米津玄師みたいなヒットメイカーがニコニコ動画から出現することとか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フィクション部分やカッコの多様など、文体がメチャクチャなので読み難いんだが、なるほどと思うネタはおもしろい。
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ビジネス本とも言い難く、サブカル本でもない感じ。でも両方の要素が入ってる。「仮名」による論旨の運び方は好き嫌いがあるかもだけど(私はちょっと苦手)とっつきの良さという意味でこの形式はありなのかも。
これまで断片的な情報しか得られずもやもやしてたものの全容がなんとなくわかった感じ。この本が扱うトピックに興味がある人なら買って読む価値はあると思う。