メンターBOOKS 課長ビギナーのFAQ

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 91
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023312067

作品紹介・あらすじ

【社会科学/社会】ビジネス現場の「困った!」をその道のプロが解決する『メンターBOOKS』。著者は、数々のベストセラーを世に送り出した「課長本」の第一人者。課長から社長まで務めた自身の体験に基づく具体的かつ論理的なアドバイスで、新米管理職の悩みを解消します。

感想・レビュー・書評

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  • ・感想:
    管理職本としては大変参考になりました。Todo多いが1つ1つ確実に。
    管理職は人を使って結果を出すことが役割となる。
    組織を構成ふる全員の和を最大化する人。

    ・Todo:
    ★下記の四つを行うこと
     課の方針を短期、中期、長期の計画を練る。
     部下が抱える問題の解決に向けて指導し、
     それぞれの能力をフルに発揮させる。
     現場で起こることを経営側に的確に報告。
     トップメッセージを的確に現場に下す。
     チームとして優れた実績を残す。

    ★着任して早々にルールを出す。
    ・仕事の目標、計画策定をし、重要度を評価。
     今年・今月・今週・今日は何をするのか計画する
     優先順位をつける
    ・目的を十分に踏まえどれが最短かを常に考える
    ・仕事はプロセス努力も理解するが最終は結果主義。
    ・事務処理、管理、制度、資料、発言、メールなどは
     シンプルであること。
     複雑なものは伝達を難しくする
    ・整理整頓を大事に。
    ・常に上位者の視点と視野を持つ。
     課長は部長ならどうするかの視点を持つ
    ・自分の考えと主張を明確に持ち、他人の意見をよく聞く。
     考えや主張を変える勇気、謙虚さを持つこと。
    ・専門知識の習得に努める。他部署や社外にも足を運ぶ。
     ★管理会計は勉強する。
    ・まず自分を大切に。→その後人を大切に。
     楽しく仕事をし、健康に気をつける。
    ・年休をマストで取る

    ・部下がやるべき仕事をやると成長のチャンスを奪うことになる。
     仕事の効率化を図り、過酷な仕事環境を改革できるのは課長自身。

    ★管理職は忙しさをコントロールして涼しい顔で定時に帰るのが出来る管理職
    ★内部資料は体裁よりもチーム内で共有しやすい形式にまとめる
     ※理解した気にさせるのではなく、しっかりと理解させる。

    ・苦手な部下は客観的評価をわすれずに
    ・褒める8、叱る2で接する
    ★キチンと言葉に起こすことを大事にする。
    ・人間力を身につけた人は仕事内容が変わっても、会社が変わってもどこでも力を発揮できる。
    逆に不満を持ってばかりの人はどこでも不満を言うもの
    ★部下から聞いた話は外に漏らさない
    ・時間を守る
    ★相談事項は事前にペーパーを提出する
     考えをまとめておく。 
    ・上司にはいいことも悪いことも頻繁に報告する。
     ※驚かせない
    ★ビジネスマンの父より息子への30通の手紙を読む

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  • 課長とは下から突き上げられ、上から指示を出されるいわゆる中間管理職。
    いま、管理職になりたがらない人が増えている。
    主な理由が、仕事量、ストレスなどに比べ報酬が見合わないため。
    しかしながら、この本では課長からの相談を回答する形で進められ、課長の使命は部下を成長させ、自分も成長するということをうたっている。
    つまり、この本を読むと報酬もさることながら、自己研鑽を主として考えることが大事ではないとか。

  • プロジェクトの開始時。必要性、自分の考え、必要なデータを整理後、「何のために」「「いつまでに」「誰が」「どの程度まで」を明確な言葉にすることに強く共感。私論「ジャガイモ」と同じ。http://tantodake.at.webry.info/200606/article_2.html

  • プロジェクトの開始時。必要性、自分の考え、必要なデータを整理後、「何のために」「「いつまでに」「誰が」「どの程度まで」を明確な言葉にすることに強く共感。私論「ジャガイモ」と同じ。http://tantodake.at.webry.info/200606/article_2.html

  • 質問形式で、わかりやすい。

  • 不幸自慢のように感じた。
    必要に迫られたからと思った。
    ひねくれ者にはオススメしない。

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著者プロフィール

秋田市生まれ。株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役。
69年、東京大学経済学部卒業後、東レ株式会社に入社。家庭では自閉症の長男と肝臓病とうつ病を患う妻を抱えながら会社の仕事でも大きな成果を出し、01年、東レの取締役、03年に東レ経営研究所社長に就任。内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職も歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在である。
著書に『ビジネスマンが家族を守るとき』『そうか、君は課長になったのか』『働く君に贈る25の言葉』『リーダーという生き方』『働く女性たちへ』(以上、WAVE出版)、『ビジネスマンに贈る生きる「論語」』(文藝春秋)『それでもなお生きる』(河出書房新社)『実践・7つの習慣』(PHP研究所)『上司の心得』(角川新書)『50歳からの生き方』(海竜社)などがある。
2011年ビジネス書最優秀著者賞を受賞

「2022年 『佐々木常夫手帳 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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