- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023313286
感想・レビュー・書評
-
認知症に興味のある人もない人も時間のある時に読んで笑って下さい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前回読んだのが2年前、その後、年老いて弱って”母”が死んでしまうまでの過程。そう聞くと、悲しいのかと思うが”泣き”を誘う話では別にない。介護というきっと今かいつか直面することが多い話をほっこり書いてくれている。絵もなんだかかわいい。介護に疲れてる人にぜひ読んでほしい。
-
胃ろうの手術をして1年 平成26年8月24日91歳 著者のご母堂様がグループホームでお亡くなりになりました。
胃ろうをすると栄養が行きとどき長生きされると世間ではささやかれているのですが…速かったですね…
又、認知になると概ね8~10年で無くなるともささやかれていますがご母堂様の場合は14年ほどでしょうか…
認知症を「認知症」と臆さず名乗れる風潮が出来上がるといいと思うのですが。 -
感想未記入
-
他人事ではないんだな。両実家の父母もいつか老いが迫り,それを見ている自分にも老いは確実に迫る。不安と思えばそれはエスカレートする。今を丁寧に生きることなんだろうな。1冊目も読んでみたい。
-
泣ける話にはなってるし、確かに泣ける。
前作より"泣かしてやろう感"が強くなってはいるが。
ただ、"介護を実際にはしていない" "男" 目線の話なんだよな。
"介護をしていない"ことに関しては、著者にその自覚がありそれが表現にも表れているので、それはいいのだが、"男"からの視点だということに関しては、ほぼ無自覚。それが無理。
☆1.5 -
十分な親孝行ができても、
91才という世間でいう大往生でも、
とてつもない寂しさ、喪失感は
避けられないと思い知らされる。
みつえさんが、とても幸せに
ゆっくりゆっくり空に落ちて
いったのが救い。 -
認知症の母親を見守る息子さんが描いた優しいタッチの日常風景。
きっといろんな辛さや苦労や悩みがあったのだと思うけれど、楽しく面白おかしくそして和やかに綴られている紙面。認知症の方の行動の理由を、こういう風に思えたら楽になるよ、と提案してくれているのだな、と感じました。
幸い私はこの問題に直面していないけれど、心の中にこの本を忍ばせておいて、いざという時に思い出して糧にさせてもらいます。 -
どんな本か開いてみたら涙がでてきました。
あの域まで到達した著者はすごいと思う。 -
認知症の母を、かわいい絵柄で一見ギャク調、けれど全体的にノスタルジックかつ、幻想的に描いている。そして、作者の優しい目線がある。
1冊目の「ペコロスの母に会いに行く」は、友人から「感動するから!」といって借りたためか、かえって感動はしなかったのだけど、今回は地味にじわりと涙がこぼれた…。やはり長崎弁は重要ポイントだ。
ゆりさんが出てくるところはおもしろかった。動きがイイ。
時間がゆっくりと混ざりあう人達。それは混沌じゃなくて、またひとつの世界なのだ。