脳はなにげに不公平 パテカトルの万脳薬

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 362
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023314948

感想・レビュー・書評

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  • 脳の不思議、心の不思議を、最新の科学論文を基にエッセイ風に書いている。気軽に読めた。

  • 対談が一番興味深かった

  • 朝日新聞で読んだ内容が面白く、手に取った。

    ある研究で次の二つの声かけを試しました。
    A ウソをつかないで
    B ウソつきにならないで
    この二つの言葉で効果が高かったのは、Bです。
    「ウソつきにならないで」と言われたほうが利くのです。

    これは、ウソをつくという”行動”に対して、ウソつきというのは、”人格”と捉えられるため。
    つまり、ウソをつくのはいつもではなくたまたまと考えられますが、ウソつきとなるといつもウソをつく性格という風に考えるからだろう。
    人格という根本的なことに言及されると、人はその行動に罪悪感を持つのかもしれない。
    あまりうまく説明できなかったが、
    このことが記事になっているのを読んで、
    面白そうな本だなと手に取ったので
    全体的には、あまり印象に残る話はなかった。
    ともあれ、本書は週刊朝日に連載されていたエッセイをまとめたもの。
    毎週一つのトピックだけ読む分には、面白く感じるであろう。
    まとめて読んでしまったことで、面白さが半減したのかもしれない。
    これももしかしたら、人間の脳の癖なのかもしれない。

  • 脳の隠された傾向が少し理解出来た。脳梁が女性の方が太いって思い込んでたけど、違うのですね。勉強になりました。

  • 目新らしい情報は、それほど含まれていなかったけれど、軽くて読みやすいコラム集なので、雑学知識を増やすには良い一冊。
    面白い情報の共有として、この本の内容を、飲み会の席などで友達に話してみて、皆をほほーっと唸らせると良いかも。

  • 脳の癖があることを実証した本。

  • 興味深い脳の話。

    なのに私の脳は読み終わったらすぐ忘れてしまう。
    どうすればいいの? 池谷先生!!

  • 面白い小ネタ集だけど、読んですぐ忘れちゃう。

    様々な研究結果を3ページ程度で紹介するエッセイ集。

    へーって思うことばかりで飽きません。
    ただし、タメになることが殆どないのですぐ忘れちゃいます。

    ちなみにこの辺↓が面白かった。
    ○言語を封印すると特殊な能力が発現する。
    ○絵の具は混ぜるほど黒に近くなり、光は混ぜるほど白に近くなる。
    ○TVゲームは数学やマルチタスクや理解、決断力の向上に影響がある。
    ○睡眠不足は太る。間食が増えるから。じゃあ食べなければとなるが、睡魔不足のイライラから抑制が効かなくなるので結局太る。

    雑学好きや暇つぶしにもってこいだと思います。

    結構オススメ。

  • 薬学教授である筆者が、脳に関連する論文を分かりやすく紹介している本。

  • 教授ABのくだりは面白かったです

著者プロフィール

監修:池谷裕二
脳研究者。東京大学大学院薬学系研究科薬学専攻医療薬学講座教授。薬学博士。一般向け書籍の累計発売部数100万部超え。

「2023年 『3ステップ ジグソー知育パズル どうぶつ だいずかん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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