わたしのおじさん

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  • 偕成社 (2004年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (85ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784030052307

わたしのおじさんの感想・レビュー・書評

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  • 湯本さんはこういった感じの話をよく書く気がする。ちょっと不思議は感じ。私はこういうのより直球の小説の方が好きだなぁ。

  • 2017.2.1

  • 201612/18

  • 三途の川のような場所。
    死んでしまったひとやこれから生まれていくひとが待機する場所の話だったと思う。違うかもしれない。
    語り手の女の子はおかあさんから生まれる前で、おかあさんの弟のコウちゃんはもう亡くなっている。おじいさんとおばあさんも亡くなっているということだったのかな。きっとそうだと思う。
    おかあさんの記憶と生まれる前の女の子の意識が共存しているってことだと思ったんだけど、自信はない。
    これが児童文学なのだろうか。深すぎる。

  • “何もかもぬれそぼっているのに、わたしののどはからからだ。雨粒をなめると、舌がしびれた。
    「飲んじゃだめだよ、今は」
    コウちゃんはひざに埋めていた顔を上げた。シャツより青い顔をしている。
    「コウちゃん」
    するとコウちゃんは、「よるな」というように手をふって、顔をそむけた。
    「ごめん、少しほっといて」”[P.24]

  • テーマは命?生まれてくること?

    謎が多すぎるところから始まり、読み進めるうちに少しずつ主人公や登場人物たちの置かれている立場や状況がわかってくる、不思議な形態。
    「あたし」のいる場所がどこか、「こうちゃん」が誰か分かったときにとてつもなく切なくなった。
    挿絵がかわいらしくておしゃれです。

  • 死の世界を描いた透明感のある物語。
    生の世界に行くとは、崖から飛び降りること。その通り。うまい!

  • 偕成社はこういうところがあるから、好きな出版社です。正直ぎりぎりの児童書だと思います。悲しいかな、日本というのは児童書に対して、何らかの線を引きたがりますので。でもこのくらいは読んでほしい。ごく一部の人でいいですが。
    この「わたし」はおそらく生まれる前の存在だと思います。既に性別もあるところから、おかあさんのおなかの中、という判断もできますが、もしそう考えたときに、そこに死んだはずの人たちがいるというのは、どきりとする発想です。おそらくおなかの中ではない、おかあさんの心の中なのでしょう。その時に浮かんでくる不安は、命に繋がっている。そんな発想でしょうか?作者でないのでわかりませんが、以前読んだ「夏の庭」とはまた別の印象受け、こういう作家がどんどん書いてほしいと思いました。
    モチーフは過去に祖父や祖母からきたことのあるものばかりです。ふと思ったのは、今現在進行形の祖父や祖母がこういう話しを知っているのだろうか、そして孫にすることがあるのだろうか。
    あってほしいとただただ祈るばかりです。

  • 不思議な世界観。少し切なくて、でも、また逢えるとわかっているから哀しくなくて。植田真さんの挿画が優しい。

  • すごく不思議な世界だった。
    多分内容としては、生と死についてなんだけど、最初はよくわかんなかくて、ん?って思ってたんだけど…
    不思議な世界だね…!!


    生まれる前の子供と、その母の死んでしまった近親者が同じ世界に居る、という考え…。
    ううんなんかすごい。

    読んでたら、姉ちゃんに「怪しい本読んでる」って言われて、たしかにって思った。笑
    わたしのおじさん
    でも、その想像とは全然違う物語でしたよ、お姉さん!

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