- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784032024104
作品紹介・あらすじ
わたしがここにいるのに、お父さんもお母さんも、おとうとのことばっかり…。こんなきもちになるのは、ヘイゼルだけではありませんね。だれもが、おもいあたることでしょう。姉弟間の競争心をテーマにした、とてつもなく痛快な本。
感想・レビュー・書評
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小さい頃から大好き絵本です!
弟が欲しいなーって思って読んでいました(笑)
そんなに昔からある絵本を自分のこどもに読んでるのが不思議な感じ…。
大人になってから読んで、また違う目線で楽しめました!絵も大好きです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バーニンガムの「いつもちこくの・・」と同様、このタイトルに、子どもたちはたまらなく惹かれるらしい。悪いことやダメなこと、怖いことほど気持ちを刺激するのかな。
こんな本を読ませて悪影響はないかしら?と心配されるお母さんもいらっしゃるかも。
大丈夫。これは「かいじゅうのせかい」のお話です、とひとこと添えてね。
それに、親が言った通りには育たないのが子どもというもの。
そして、親がしていることはそっくり真似て育ちます。お気をつけあそばせ。
かいじゅうたちの世界では、人間の世界と価値観が反対。
悪ければ悪いほど尊敬されるらしい。
ビリーという弟が生まれてから、両親は姉のヘイゼルはそっちのけ。
ビリーが悪いことをするとそちらばかり褒められる。
わたしだってこんなに悪いのよ!と一生懸命主張するヘイゼル。
しかし弟は「せかい一わるいあかちゃんかいじゅうコンクール」に優勝してしまうほどの実力者(笑)。とうとうヘイゼルはある行動に・・
きょうだいの上になってしまった子の、複雑な胸の内。
どうしてこんなに我慢を強いられるのか。つまらない。そして寂しい。
きょうだい間のライバル心をきちんと描いていて、この辺りは現実的だ。
わかるわかるという子も多そう。
ところがヘイゼルのしたことが度肝を抜く。そして予想もつかないオチ。
かいじゅうというにはあまりに可愛らしい絵柄と可笑しな展開で、笑って読み進められる。
特にヘイゼルのドレスの柄や部屋のカーテン、ベッドカバーなど、それは綺麗だ。
ぜひおうちでも、親子で楽しみながらお読みあれ。
読み聞かせるなら年長さんくらいからかな。約7分。 -
姉のヘイゼルのことをだれも見てくれない、聞いてくれない様子に胸が痛くなりましたが、結末にすっきり。
「わるい」を「かわいい」に変えると、思い当たる親も少なくないのでは。 -
読了
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シリーズもの。ハッチンスに最近はまっているこどもに検討したけど、こどもはあまり興味がないかもとおもいやめる。
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パット・ハッチンスの絵本初めて読みました。面白かったですです。絵もユニークで表情がいいよね!他の作品も読んでみたくなりました。
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5分
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30年度 2-3
5分 -
古い絵本なんだけど、今見てもとてもステキな絵で私の好み!!
人間なら良い子だけど、怪獣なら悪い子が賞賛されるという設定。
弟が生まれて、世界一わるい弟ばかりもてはやされて面白くないお姉ちゃん。
世界一わるい姉がやったことがすごいけど、弟も負けてない!
わるいことなら我が家の姉弟も負けてないけど!
子どもにとっての世界一は家族の中で一番ってことなのかな。
シリーズ物みたいなので、他の絵本も読んでみたい。