どろぼうがっこう (かこさとし おはなしのほん( 4))

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032060409

感想・レビュー・書評

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  • どろぼうを教える学校がある、という設定だけでもう面白い。ちゃんとオチのあるお話です。
    3歳に読んだところ、まず”どろぼうとは何か”というところから教える必要があり、文章量も多いため、読み聞かせは断念。子供と読むなら、この絵本の面白さは何か、というのがわかる年齢からがオススメだと思います。

  • ルパン三世の石川五右衛門…ではなく、昔話の大盗賊・石川五右衛門のような風貌の「くまさか とらえもん」が先生のどろぼう学校。

    その内容というと、
    ・どろぼう学校の授業って?
    ・宿題は?
    ・どろぼう学校にも遠足があるの??
    という3つになっています。

    どのエピソードにも、しっかりオチがあり、読み聞かせた小3の娘も内容を楽しんでいました。
    (ちなみに娘が選ぶ、かこさとし氏の絵本1位は、不動の「からすのパンやさん」です)

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    この絵本が出版されたのはなんと1973年!
    しかし2021年現在でも、たいへんおもしろい絵本でした。

    そしてなんと、どろぼうがっこうには続編があり、その名も「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」「どろぼうがっこう だいうんどうかい」だそうです。

    特に、この絵本を読んだあとは「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」をすぐに読みたくなると思いますので、こちらも手元に置きながら第1作の「どろぼうがっこう」を読まれるといいかと思います。

  • 下の子の入学祝い
    シリーズもの

    子どもをダシにして買ってまいりました(笑)
    そしたら

    それ ようちえんでよんだんですけど!?

    やってもうた…
    有名どころは事前に聞いておかないと
    幼稚園と家でダブりが多いようだ

    かこさとしさんの絵本は
    幼少期の私たちにはとても人気だった
    今でもそうだけど
    図書室には必ずあるから
    『だるまちゃんとてんぐちゃん』と
    『はははのはなし』を
    繰り返し繰り返し読んでいた気がする
    この絵本も興味を持ったのだが
    字が多いのと
    絵がかわいくないから読まなかった
    みんな面白いって言ってたのに
    一歩踏み出せなかった私はバカだ

    さあ何十年越しの絵本との再会
    んん!?
    私がパラ見をしたのと違う
    私が見たのは泥棒の道具がたくさん
    描かれていたように思う
    他のシリーズだったのかな?
    気を取り直して読んでみると
    泥棒学校の生徒たちは
    ガラは悪いけど愛嬌のある顔
    先生は凛々しい顔でかっこいい
    これは憎めない悪者だね
    小学生の時に大人にドリフのノリで
    読んでもらいたかった!

    ひとりの生徒はとても優秀(笑)

    • ehon museumさん
      私も過去にやってもうたが何回かあったので、
      保育園行事のついでに園の本棚をジロジロと観察して怪しまれたことはあります。(笑)
      私も過去にやってもうたが何回かあったので、
      保育園行事のついでに園の本棚をジロジロと観察して怪しまれたことはあります。(笑)
      2018/04/08
    • えほんのむしさん
      ehon museumさん、こんばんは!
      私も幼稚園公開の時などにさり気なくチェックしてました(笑)
      昔からある幼稚園なので、寄付しても...
      ehon museumさん、こんばんは!
      私も幼稚園公開の時などにさり気なくチェックしてました(笑)
      昔からある幼稚園なので、寄付してもらった絵本などで量が多く、全部見たいけど見られぬまま卒園となりました。
      絵本漁りを始めてから、2週間に1回の絵本貸し出しが子どもより楽しみだったのですが、子どもとは趣味が合わないので(笑)、私が借りたいくらいでしたよ。
      ehon museumさんは物凄い量の絵本を幅広く読まれていて尊敬します!


      2018/04/09
  • ぬきあし さしあし しのびあし・・・

    いろんな歩き方があるもので。


    「はーい」
    「へーい」
    「ほーい」
    「わかりやしたー」

    いろんな返事の仕方があるもので。


    怖い顔なのに、ドジでマヌケなどろぼうがっこうの面々は憎めないやつらです。


    保育園のときに劇をした思い出の絵本。

  • 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦児童福祉文化財

    泥棒を育てる泥棒学校という発想がおもしろい。
    盗むことがよしとされてしまうのか?と思いきや、最後はホッと笑えます。
    それにしても、かわいくない生徒たちです(笑)

  • どろぼうがっこうのせいとたちが、えんそくにいって、いちばんおおきないえをみつけて、しのびあしではいっていったら、きゅうにまっくらになって、そこがろうやだったところが、おもしろかった。

  • おまぬけなどろぼう学生たちが憎めなくてかわいらしい(ビジュアルはかわいいかんじじゃないがw)
    絵も見ていて飽きなくて素敵。

  • 4歳〜。コミカル。ギャップが笑いを誘う公式の典型。

  • 常々読んでみたいと思っていた絵本。
    いや、楽しい。
    昔読んだことがある気もするのだけど、ちょっとわからん。
    リズム感のある文章に、繰り返えし、落語っぽいオチとストーリーももちろん面白いのだけれど、歌舞伎っぽい人物造詣に、真っ黒なページがあったりと絵的にも楽しませてくれる。
    これは、イマドキの子ども達にもぜひ勧めたい。

  • >まぬけな校長先生と生徒たちの世にもおかしなどろぼう学校の話。
    ある真夜中、みんなは町で一番大きな建物にしのびこみました。

    小1の次女が学校の図書室で借りてきた絵本。
    歌舞伎っぽい「くまさかとらえもん」先生に怖そうな顔の生徒(おじさん?)達のやりとりがすごく面白い。
    しのびこんだ大きな建物の予想はついてしまったけれど・・・
    次女が面白おかしく読んでくれて親子で楽しめました。
    続編も読んでみたいです。

  • みんな一生懸命聞いてくれます

  • アリの卵、30個ってなんだよ。
    ニワトリの卵にしろよ!(S9)

    なんかドリフみたい。

  • 秋に続編が出ると聞いて、
    そういえばうちの本棚になかったな、と思って買ってみた。
    こどもも一発でとりこになるユーモアたっぷりのお話。
    いつものこまごました描きこんだ画風と比べると
    筆の勢いを感じる歌舞伎風の挿絵にすごみがあり、
    かわいい(?)生徒たちの表情や口ぶりがたのしく、
    しゅくだいはずっこけばかり、夜の遠足の顛末は・・・
    結末はわかっているけれど、何度読んでもおもしろい。

  • 見た目強面の生徒達の言動がとにかく可愛くて、小さい頃のお気に入りでした。くまさかせんせーい!

  • 子どもの教育上まるで良いとは言えないところがすごくいい。古臭いところも好き。

  • 読み聞かせで、いまだ外したことがない。
    百発百中とは、まさにこの本のためにある言葉。

    かこさとしさんが、おもしろい紙芝居を作ろうと研鑽を重ねてつくり上げた名作。

    ぼく自身が細部にわたって憶えていた、この絵本は、どこの子どもに読んであげても夢中になってくれる。
    「この本、持って帰りたい」
    たいていの子どもはそう言ってくれる。
    「そうでしょう。持って帰りたいでしょう。その気持ちはよくわかるよ。ぼくも子どものころ、同じ気持ちだったんだよ」

  • 2009/3/24

  • かこさとしさんの話は絵もお話もユーモラスで好きです。

  • 2021.06 5-2
    2021.12 5-1

  • まぬけな校長先生と生徒たちの世にもおかしなどろぼう学校の話。ある真夜中、みんなは町で一番大きな建物にしのびこみました。

    絵が見やすい、おもしろい!リズミカル!キャラクターたちが魅力的!最後にオチあり、ストーリーがしっかりしている。というわけで、時代を超えて今でも子どもたちに人気な本。読み聞かせするならたっぷり練習して、テンポよく流れるように読めると◎

    「はーい。」「へーい。」「ほーい。」「わかりやしたー。」「がってんでござんす。」の返事や、

    「くまさかせんせい、ごめんなせー」という挨拶、

    ♪ぬきあし さしあし しのびあし~の歌。

    幼稚園の子どもたちに読んだら、クラスで流行って、みんな日常会話の中でマネして使いだした。みんなで共通のイメージをもって遊べる、そんな絵本に出会えると幸せ。

  • 名作中の名作ですよね。大人になるまでに必ず読みたい1冊。我が子にも何度も読んでいます。
    ○未就学児~

  • 1973年初版で絵は古臭いですが、面白いですね。紙芝居にするともっと受けると思いますが~。だいたい題名がいいです。

  • 読み聞かせ。
    7分ほど。

    久々に読みましたが、かこさとしさんの絵本って、やっぱりおもしろいー!
    オチまでしっかりついていて、子どもたちもクスクス笑っていました。
    1年生は、宿題の場面が盛り上がり、笑い声やツッコミの声が聞かれました。
    最後のオチは思っていたより笑いがおこらず、意味がわからない子もいたのかも…(笑)

    最近の子たちはヨシタケシンスケさんの本やパンどろぼう等は知っているようですが、案外こういう親世代から読みつがれている絵本は知らないようでした。いつもより「知ってるー」とか「保育園でよんだことある」という声が少なかったです。

    ベストセラーの絵本って、出版がだいぶ前なので言葉がちょっと古いことがありますが、わたしはそこが好きです。
    いろんな言葉や言い回しを耳にしていてほしいな、語彙が増えてほしいな、と思うので。

  • けいむしょのばんぺいが、どんなぶきをもっているのか、きになりました。じゅう?ナイフ?

  • 1973年3月に1刷で2003年12月には95刷。
    なぜそんなに人気なのかは分からないけど、長女(5歳)は気に入ったのか、置いてある小児科に行くと読んでと持ってくる。

  • 先生もどろぼう、生徒もどろぼう。集合は夜10時、どろぼうらしい遠足の結末が粗忽すぎん!?ということで、オチまでおもしろがって子が読んでます。「かわいいせいとたち」ってかいてあるけど、ぜんぜんかわいくない!って子が毎回ツッコむのがお約束。

  • 子供が大喜び。「コンクリ」の響きが面白いらしい。自分も子供の頃読んだのがすごく記憶に残ってるし、名作とはこういうことだなぁと。かこさとしさん、すごいです。。

  • おもしろかった

  • 2023.6.21 2-2

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著者プロフィール

加古里子 1926年、福井県生まれ。東京大学工学部卒業後、民間会社の研究所に勤務しながら、セツルメント福祉運動、生活文化活動に従事。退職後、東京大学、東京都立大学、横浜国立大学等で児童文化教育論、児童行動論を講義。この間、絵本・紙芝居・物語等の創作と著述を行い、伝承遊びの調査研究を行った。絵本には、『かわ』『ゆきのひ』『とこちゃんは どこ』『マトリョーシカちゃん』『あなたのいえ わたしのいえ』『ことばの べんきょう(全4巻)』『海』『地球』『宇宙』『人間』、著書に『加古里子 絵本への道』(以上、福音館書店)『伝承遊び考(全4巻)』(小峰書店)等がある。工学博士、技術士(化学)。2018年没。

「2018年 『だんめんず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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