どろぼう がっこう (かこさとし おはなしのほん( 4))

著者 :
  • 偕成社
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  • / ISBN・EAN: 9784032060409

感想・レビュー・書評

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  • どろぼうを教える学校がある、という設定だけでもう面白い。ちゃんとオチのあるお話です。
    3歳に読んだところ、まず”どろぼうとは何か”というところから教える必要があり、文章量も多いため、読み聞かせは断念。子供と読むなら、この絵本の面白さは何か、というのがわかる年齢からがオススメだと思います。

  • ルパン三世の石川五右衛門…ではなく、昔話の大盗賊・石川五右衛門のような風貌の「くまさか とらえもん」が先生のどろぼう学校。

    その内容というと、
    ・どろぼう学校の授業って?
    ・宿題は?
    ・どろぼう学校にも遠足があるの??
    という3つになっています。

    どのエピソードにも、しっかりオチがあり、読み聞かせた小3の娘も内容を楽しんでいました。
    (ちなみに娘が選ぶ、かこさとし氏の絵本1位は、不動の「からすのパンやさん」です)

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    この絵本が出版されたのはなんと1973年!
    しかし2021年現在でも、たいへんおもしろい絵本でした。

    そしてなんと、どろぼうがっこうには続編があり、その名も「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」「どろぼうがっこう だいうんどうかい」だそうです。

    特に、この絵本を読んだあとは「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」をすぐに読みたくなると思いますので、こちらも手元に置きながら第1作の「どろぼうがっこう」を読まれるといいかと思います。

  • 下の子の入学祝い
    シリーズもの

    子どもをダシにして買ってまいりました(笑)
    そしたら

    それ ようちえんでよんだんですけど!?

    やってもうた…
    有名どころは事前に聞いておかないと
    幼稚園と家でダブりが多いようだ

    かこさとしさんの絵本は
    幼少期の私たちにはとても人気だった
    今でもそうだけど
    図書室には必ずあるから
    『だるまちゃんとてんぐちゃん』と
    『はははのはなし』を
    繰り返し繰り返し読んでいた気がする
    この絵本も興味を持ったのだが
    字が多いのと
    絵がかわいくないから読まなかった
    みんな面白いって言ってたのに
    一歩踏み出せなかった私はバカだ

    さあ何十年越しの絵本との再会
    んん!?
    私がパラ見をしたのと違う
    私が見たのは泥棒の道具がたくさん
    描かれていたように思う
    他のシリーズだったのかな?
    気を取り直して読んでみると
    泥棒学校の生徒たちは
    ガラは悪いけど愛嬌のある顔
    先生は凛々しい顔でかっこいい
    これは憎めない悪者だね
    小学生の時に大人にドリフのノリで
    読んでもらいたかった!

    ひとりの生徒はとても優秀(笑)

    • ehon museumさん
      私も過去にやってもうたが何回かあったので、
      保育園行事のついでに園の本棚をジロジロと観察して怪しまれたことはあります。(笑)
      私も過去にやってもうたが何回かあったので、
      保育園行事のついでに園の本棚をジロジロと観察して怪しまれたことはあります。(笑)
      2018/04/08
    • えほんのむしさん
      ehon museumさん、こんばんは!
      私も幼稚園公開の時などにさり気なくチェックしてました(笑)
      昔からある幼稚園なので、寄付しても...
      ehon museumさん、こんばんは!
      私も幼稚園公開の時などにさり気なくチェックしてました(笑)
      昔からある幼稚園なので、寄付してもらった絵本などで量が多く、全部見たいけど見られぬまま卒園となりました。
      絵本漁りを始めてから、2週間に1回の絵本貸し出しが子どもより楽しみだったのですが、子どもとは趣味が合わないので(笑)、私が借りたいくらいでしたよ。
      ehon museumさんは物凄い量の絵本を幅広く読まれていて尊敬します!


      2018/04/09
  • ぬきあし さしあし しのびあし・・・

    いろんな歩き方があるもので。


    「はーい」
    「へーい」
    「ほーい」
    「わかりやしたー」

    いろんな返事の仕方があるもので。


    怖い顔なのに、ドジでマヌケなどろぼうがっこうの面々は憎めないやつらです。


    保育園のときに劇をした思い出の絵本。

  • 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦児童福祉文化財

    泥棒を育てる泥棒学校という発想がおもしろい。
    盗むことがよしとされてしまうのか?と思いきや、最後はホッと笑えます。
    それにしても、かわいくない生徒たちです(笑)

  • どろぼうがっこうのせいとたちが、えんそくにいって、いちばんおおきないえをみつけて、しのびあしではいっていったら、きゅうにまっくらになって、そこがろうやだったところが、おもしろかった。

  • おまぬけなどろぼう学生たちが憎めなくてかわいらしい(ビジュアルはかわいいかんじじゃないがw)
    絵も見ていて飽きなくて素敵。

  • 4歳〜。コミカル。ギャップが笑いを誘う公式の典型。

  • 常々読んでみたいと思っていた絵本。
    いや、楽しい。
    昔読んだことがある気もするのだけど、ちょっとわからん。
    リズム感のある文章に、繰り返えし、落語っぽいオチとストーリーももちろん面白いのだけれど、歌舞伎っぽい人物造詣に、真っ黒なページがあったりと絵的にも楽しませてくれる。
    これは、イマドキの子ども達にもぜひ勧めたい。

  • >まぬけな校長先生と生徒たちの世にもおかしなどろぼう学校の話。
    ある真夜中、みんなは町で一番大きな建物にしのびこみました。

    小1の次女が学校の図書室で借りてきた絵本。
    歌舞伎っぽい「くまさかとらえもん」先生に怖そうな顔の生徒(おじさん?)達のやりとりがすごく面白い。
    しのびこんだ大きな建物の予想はついてしまったけれど・・・
    次女が面白おかしく読んでくれて親子で楽しめました。
    続編も読んでみたいです。

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著者プロフィール

加古里子 1926年、福井県生まれ。東京大学工学部卒業後、民間会社の研究所に勤務しながら、セツルメント福祉運動、生活文化活動に従事。退職後、東京大学、東京都立大学、横浜国立大学等で児童文化教育論、児童行動論を講義。この間、絵本・紙芝居・物語等の創作と著述を行い、伝承遊びの調査研究を行った。絵本には、『かわ』『ゆきのひ』『とこちゃんは どこ』『マトリョーシカちゃん』『あなたのいえ わたしのいえ』『ことばの べんきょう(全4巻)』『海』『地球』『宇宙』『人間』、著書に『加古里子 絵本への道』(以上、福音館書店)『伝承遊び考(全4巻)』(小峰書店)等がある。工学博士、技術士(化学)。2018年没。

「2018年 『だんめんず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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