すなのおしろ

  • 偕成社
3.55
  • (6)
  • (12)
  • (18)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 151
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784032320909

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 誰もいない砂浜で黙々と砂のお城を作るボク。
    巨大な砂のお城が出来上がってくると、不思議なことが。

    砂のお城の巨大さにびっくりしながら読み進めると、次々と出てくる砂の仲間たち。
    淡々とすすむ砂の世界の出来事が、あっという間に終わりを迎えて。
    ボクの夏の一コマが、とても懐かしく気持ちになる。
    こんな風に夢中で遊んだ、海風のヒリヒリや汗臭さが蘇るよう。

  • 王様からもらった貝は虹だったり、砂のお城を創ろうとしたら砂がモクモク出てきたり、魔法のようだった。砂で作られたお城は上手だった。最後、砂の王様たちはどうなったのだろうか。貝がホンモノだったのなら、王様たちも現実だったと思う。砂で作られたものは、何度も巻き戻せるからいいなと思う。作者の想像性が素敵な一冊だと思う。

  • 海に行ったらすなのおしろを作りたくなるお話。

  • アニメのような感じでした。スケールが大き過ぎてなかなか現実に戻れない。

  • おすなワールド、炸裂!

  • 砂遊び好きの娘にいいかなと思ったけれど少し怖かったようで、2回ほどしか読まず。2歳11か月

  • 不思議な世界がひろがる楽しい絵本

  • 絵本。
    少年が砂浜で砂の城を作ると、砂男があらわれ砂の街を案内してくれた。

    (2004年12月19日読了)

  • 誰もいない砂浜で「砂のお城」を作ることは子どもの頃によくやる楽しみの一つ。この砂遊びがいつのまにか、現実化していくというのは夢がある。
    海辺の砂遊びは、寄せてくる波により全て流れてしまうが楽しい記憶は残る。そんな昔感じたものを思い出させてくれる絵本です。

  • 大好きな「たむらしげる」さんの本です。微妙に漫画的なコマ割が独特のリズム感を出しています。
    息子のお気に入りの一冊です。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1949年東京生まれ。絵本に『ありとすいか』(ポプラ社)、『かたつむりタクシー』(福音館書店)、画集に『ファンタスマゴリア』(架空社)、漫画集に『結晶星』(青林工藝社)などがある。『よるのおと』(偕成社)で産経児童出版文化賞大賞、「クジラの跳躍」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞。

「2022年 『たむらしげる作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

たむらしげるの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×