ハーニャの庭で

著者 :
  • 偕成社
4.21
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本棚登録 : 388
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032322309

作品紹介・あらすじ

ハーニャとおうちのひとたちのほかにも、この庭には、かまきりやちょう、もぐらやとかげや、かぞえきれないほどのちいさないきものたちがすんでいます。そして、それだけではありません。ここにはたくさんのおきゃくさんもやってくるのです。うさぎにうぐいす、おとなりのいぬやおくさん、旅のとちゅうのわたり鳥や、うら山にかえる鹿、風にまう草花のたねたちもとおりすぎていきます。4歳から。

感想・レビュー・書評

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  • レビューを拝見して、ずっと気になっていた、どいかやさんの、はじめましての絵本です。
    絵が丁寧で、やさしい、可愛らしい、美しいです。
    ハーニャという猫の、一年の日々を、庭に訪れるいきものや、そこに住んでいる、数えきれないほどの小さないきものたちとともに、自然豊かな、あたたかいストーリーで表わされます。
    背景が大きく描かれた見開きのページで、ハーニャや、動物達を、見つけるのも楽しいところ。
    読んでいると、やさしい気持ちになれます。
    どいかやさんの絵本を、もっと読んでみたいと思いました。
    図書館で借りた本ですが、手元に欲しくなりました。プレゼントにも良さそうです♪


  • かわいい~~♪
    どいかやさんの描くやさしい絵が大好きです。
    ハーニャとこの美しい景色を眺めているだけで、癒されます。
    おだやかでどんなものにも優しい気持ちになれる一冊。

    ハーニャと、その庭に生きる様々なちいさな命たち。
    そのおきゃくさまたちを見つけるのも楽しい♪

    まあるい地球は人間だけのものじゃないんだよ。
    と、あらためて思います。


    余談ですが…
    ブクログを始めて、みなさんの本棚で色々な絵本を拝見するようになってから、
    再び手にするようになりました。

    かつて目をキラキラさせて夢中で開いた世界。
    おそらく自分が成長する礎にもなってくれた絵本。
    子供がいないからか、知らないうちに境界線を引いていたのかもしれません。

    児童書コーナーでちょこんと座っているおチビちゃんたちのそばで、
    一緒に本を眺めては、ほっこりさせてもらってます。

    • けいたんさん
      こんにちは(^-^)/

      どいかやさん、人気あるよね〜♪
      私はまだ未読なんだけど(〃∀〃)ゞ

      最近絵本はご無沙汰で、次絵本を読...
      こんにちは(^-^)/

      どいかやさん、人気あるよね〜♪
      私はまだ未読なんだけど(〃∀〃)ゞ

      最近絵本はご無沙汰で、次絵本を読むならどいかやさんを読んでみたいな。

      絵本も嫌いじゃないけど感想を書くとなると難しくて時間がかかるので困る。

      杜のうさこさんは可愛くまとめていていいわぁ(⁎˃ᴗ˂⁎)
      2016/02/07
    • 杜のうさこさん
      けいたんさん、こんばんは~♪

      どいかやさんね、恥ずかしながらお名前すら知らなくて。
      お友達の本棚さんで初めましてだったの。
      なんで...
      けいたんさん、こんばんは~♪

      どいかやさんね、恥ずかしながらお名前すら知らなくて。
      お友達の本棚さんで初めましてだったの。
      なんでこんな素敵な絵本作家さんを知らずにいたのか!って悔やむくらい。
      もう、それからは…想像ついちゃうね(笑)

      え~そんなことないよ~!
      私けいたんさんの本棚の絵本も、その感想も大好きで、
      とても参考にさせてもらってるよ。
      読みたくなる本ばかりで。
      その影響で、ずいぶん”絵本”が近くなって感謝してます(*^-^*)
      2016/02/07
  • この美しい絵本を今までどうして持ってなかったのだろうと、原画展を観て不思議に思った。
    絵本も充分美しいのに、この原画はさらに色鮮やかで緻密で、それは息を呑む美しさだった。
    それぞれの季節を、過ぎてゆく一日一日を、ハーニャのような目で見つめることができたなら、
    耳をすますことができたなら、忙しく流れていく生活の中にホッとくつろげる静かな時間をもてるかもしれない。

  • 小さな庭 自然に囲まれてのんびり暮らしてみたい

  • かわいらしいハーニャと庭に訪れるおともだち。
    繊細な季節の移り変わりを感じられる絵本。

  • 森の途中の小さな家で暮らすハーニャは、どいかやさん自身の猫がモデルだったはず。MOEにも連載していたエッセイ「ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。」が単行本で出ている。
    その憧れの暮らしが、この絵本で。1年を通して、猫のハーニャ視点で描かれている。色鉛筆の柔らかいタッチがメルヘンの世界へご案内。

    プロローグから始まり、見開きの扉が迎えてくれる庭は緑豊かで美しい。特別なガーデニングを気取ってはいないけど、小さな畑と四季を感じるに十分な小さな花から木々、それに集まる訪問者たち。
    いえいえ、お客様はこっちの方なのね。お邪魔します、自然さんって感謝しながら暮らしてみたい想いが募る。

    そんなカントリーライフを夢をみる人へ、それを実現できるまで、この絵本を捧げる。

  • ネコのハーニャの一年が描かれた絵本。とても美しい絵で自然、景色が描かれていて、その絵を眺めるだけでも価値があると思います。ストーリーも優しい内容で心温まります。

  • 小さな庭のある小さな家に猫のハーニャは住んでいます。四季折々の植物や生き物とともに・・・。迷い猫のトーラとの間に、3匹の子猫も生まれました。丁寧に描かれた絵本、1月~12月、それぞれの景色のなかで、猫たちが楽しそうに暮らしています(笑)どこにいるか探すのも楽しいです!2月はハーニャがどこにいるか・・・見つけた時はとても嬉しかったです(笑)

  • 絵がね、とっても優しいのです。お話も、柔らかさがあって、ほっこりって、こういうことだと思うのです。

  • プレゼントしたい。

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著者プロフィール

動物や自然のやさしくふんわりとした画風が人気の絵本作家。主な作品に、「チリとチリリ」シリーズや「チップとチョコ」シリーズなどがある。

「2014年 『学研2014年絵本新刊セット 全12巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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