ほげちゃん

著者 :
  • 偕成社
4.28
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本棚登録 : 1223
感想 : 141
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032323702

作品紹介・あらすじ

「あれれ、へんなかお」「そうねえ。カバかしら?」「ほら、ゆう。おともだちだぞ。なまえは…そうだなあ、ほげちゃんっていうのはどうだい?」こうしてかぞくのいちいんになった、ぬいぐるみのほげちゃん。けれどもあるひ、おいてけぼりにされてしまい-?まっすぐすなおでときどきわるいこ、ほげちゃんはみんなのおともだち!3歳から。

感想・レビュー・書評

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  • 「ゆるせないーーーーー」

    怒りをコントロールするアンガーマネジメント。
    それよりもほげちゃんを読み聞かせした方がいいんじゃないかって
    私思うんです。

    ちなみにわたし、キッズアンガーマネジメントインストラクターです☆

    とってもおもしろい一冊です。

  • なんだかへんてこな顔のクマのぬいぐるみ、ほげちゃん。
    踏まれ、かじられ、はさまれ、おならかけられ…
    子どもの遊び方ってこうよね〜という扱い。。

    留守番ね、と置いていかれたほげちゃん…

    「ゆるせないーーーーーー!」

    ふまんばくはつ!!
    日頃のうっぷんを晴らすべく、部屋をめちゃくちゃにしてやります

    笑っちゃうくらいの迫力が、ほんとにかわいい。
    スッキリしてよかったね〜

  • 前半限りなくナチュラルに扱われすぎのほげちゃんw立ち上がった後ろ姿から溜め込んだ怒りがフツフツと伝わってくる。やりたい放題ぶりがまたかわいい。猫のムウもかわいい。
    楽しかったんか~い!って最後思わずツッコんだw

  • ぬいぐるみに「ほげちゃん」てすげぇネーミングセンスだなと思ったし、おならされてるしで散々だなと思っていたら、ちゃんとそこにつっこみ入るのね。このとぼけたほげちゃん、かわいくて好きだなあ。オチも微笑ましい。

  • あまりかわいくないほげちゃんがかわいいのです。キレたほげちゃんも、きれいいになったほげちゃんも。ねこのムウもいい味だしています。型紙までついてるんです。
    ≪ ゆるせない がまんしてても みなが好き ≫

  • サインをいれてもらって入手。沢山の手作りほげちゃんが来てたイベントに、お子様に混じって参加。元になった本当にカバだったほげちゃんの写真絵本やぬいぐるみ、出版される前のプロットも拝見できて、ほげちゃん&やぎさんがますます大好きに。
    ぶさかわなぬいぐるみの反撃とその結末が可笑しい一冊。
    巻末にはほげちゃんの作り方も掲載されているので、読んだら自分のほげちゃんが欲しくなること間違えなし♪
    でもお留守番させる時は要注意!猫のいるうちは特にね。

  • いい意味で、期待を裏切る絵本でした。
    ほのぼのとしたお話を想像していたのですが、想像していなかった話の展開にびっくり!
    ほげちゃん人形の作り方が載っているので作ってみたいと思いつつ、ちょっと怖い気も……(の)

  • 2011年発表。


    表紙のインパクトにつられて手にとったけど、
    いやぁ〜もう
    ある意味衝撃的な展開に
    かなり笑かしてもらったし、
    久々に
    ツボにハマった絵本です♪

    だいたいお父さんが付けた
    『ほげちゃん』という名前からして、
    脱力感ありありやし(笑)


    汚れているのを理由に家に取り残されて、
    留守番をするハメになったほげちゃん。

    日頃のストレスが爆発し
    ついに大暴れしちゃいます。


    そして起こる
    スプラッターな惨劇…(笑)



    それにしても
    毎日引きずられたり
    汚されたり
    おならされたり(笑)、

    ぬいぐるみ人生も
    楽じゃないってことが
    リアルに分かって
    なんか同情しちゃうな(^_^;)


    うちにある
    リラックマのぬいぐるみたちも、
    俺がいない間中
    暴れまくって
    うちのにゃんこと
    格闘してるんかなぁ(>_<)


    物語に出てくる飼い猫ムウが
    また可愛いいんです(笑)

    猫の仕草や習性を
    よく分かってる
    フクフクな猫描写に
    終始釘付けになりました♪


    台所での冒険活劇から、
    ドリフの鍋落ちコントのように展開する
    衝撃的な見開きシーンは
    とにかく必見です!



    おもちゃを大切にという
    子供たちへのメッセージと共に、

    大人もハマるシュールさと
    キモかわゆさ(笑)、

    裏表紙には
    ほげちゃんの型紙もついていて
    粋な遊び心も素晴らしい♪


    てか、もしかしたら
    あの時、
    うちのにゃんこが部屋中荒らしまくった事件も、
    ほげちゃんのように
    実はぬいぐるみたちの仕業やったりして…(汗)(◎o◎)

  • 表紙から あまり選ばないだろうな・・・・とういう感じの絵本、でも、今どの本屋にっても一番の場所に紹介されている。
    我慢強い私だって、切れたらこうなるのよ。
    もう我慢の限界の方、読むべし!

  •  ゆうちゃんの家にやってきた、ぬいぐるみの“ほげちゃん”。家になじんでいくうちに、扱いがなんだかぞんざいに。家族のお出掛けの日に置いて行かれたほげちゃんは、うっぷんを晴らすため大暴れ!


     図書館本。
     ネット検索で時々見かけるシリーズ、どんなもんだろか?と読んでみた。
     えーっと、ほげちゃんは熊だったのか。私も、あえて言うならカバかと。
     後ろの見開きにはほげちゃんの作り方も載っている。

     ほげちゃんの扱いがひどいのは親の方で。ぶち切れるのも無理ないわ(笑)。
     ほげちゃんが荒らす冷蔵庫の中身が凝っていて、子持ちシシャモはしっかりノルウェー産。

     ほげちゃんも可愛いんだけど、猫のムウがめっちゃ可愛い。帰ってきたお父さんにすりすりしているところとか、鳴き声が『ミャーン』だとか、もう……!

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著者プロフィール

兵庫県姫路市生まれ。武蔵野美術短期大学卒。第27回講談社絵本新人賞佳作を受賞後、『くうたん』でデビュー。シュールでとぼけた味わいの、独特の作風で注目を集めている。自作の絵本は「ほげちゃん」シリーズ『くらげのりょかん』『どんめくり』『やさいばたけカーレース』『きんたろうようちえん』『かえるのほんや』などがある。千葉県松戸市在住。

「2023年 『ほげちゃんとおばけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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