スガンさんのやぎ (世界のおはなし絵本(18))

  • 偕成社
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本棚登録 : 58
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033031804

感想・レビュー・書評

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  • やさしいスガンさんだけどヤギはやっぱり自由が欲しいものだ.そして自然の掟として,狼はヤギを食べるものなのだ.という事実をたんたんと語っている.絵も素敵だ.

  • 以前、他の絵本で登録しましたが、中谷千代子さんのこちらの絵が活き活きとしていていいです。
    ヤギは、自由を求めてスガンさんの家から出て行ってしまう。1日遊んで夕方になり、スガンさんの呼ぶのが聞こえるが、ヤギは本当にやりたいことを選択する。山の生活に憧れながら、囲いの中で暮らすのか、危険はあってもその山で過ごすのか。
    4年生で1/2成人式があるので、その前後に読んでいます。

  • 自然のやくそくを淡々と教えてくれる。自由はリスクをともなうけれど、それでも求める気持ちをとめることはできないし、とめてはいけないと思う。

  • 自分の生きたい所で、精一杯生きたから、いいのかな…

  • 自然の厳しさと美しさ

  • 素晴らしい絵本だ・・・と読み進むうちに
    こんな結末があるのだと
    子どもたちに自然界のきびしさと
    自由と勇気を 伝える絵本だと思いました。

  • 子供向けの和み系絵本とはちょっと違い、現実の世界にある憧れや自由、抵抗が書かれている。4歳児は「?」という反応だったが、たまにはこんな本もいいかな。

  •  きしだ えりこ
     なかたに ちよこ
     ドーデー さく
     偕成社 (1966/12)

    ドーデの『風車小屋だより』の中の有名な童話
    ハーッピーエンドではなく自然の掟を描いている
    岸田衿子さんはやさしく表現しているが

    ブランケットはしあわせだったのよね、きっと

    読み終わった後 う~ん としばらく考えます

    ≪ 自由とは 死と引き換えに つかむもの ≫

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著者プロフィール

岸田衿子(きしだ えりこ)
1929年、東京生まれ。詩人、童話作家。絵本や童話の翻訳も数多く手がける。『かえってきたきつね』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞受賞。主な詩集に『あかるい日の歌』『ソナチネの木』(共に青土社)、絵本に『かばくん』『きょうのおべんとう なんだろな』(共に福音館書店)など。絵本の翻訳に『かえでがおか農場のいちねん』『わゴムはどのくらいのびるかしら?』(共にほるぷ出版)などがある。

「2020年 『みみずくと3びきのこねこ[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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