ムニャムニャゆきのバス

著者 :
  • 偕成社
4.02
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本棚登録 : 206
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033308005

作品紹介・あらすじ

ムニャムニャゆきのバスは、どこにいくのかって?わからないからおもしろいんじゃないの。そんなこときいてはイケマセンイケマセン。3歳から。

感想・レビュー・書評

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  • “ムニャムニャゆきのバス”からいろいろなお客がおりていく。
    ザ長新太さんの世界観。
    シュール度・理解が難しい度が高め。

    【ママ評価】★★★
    終始、赤系の色と黄色が続くのが印象的。
    異様な世界観というか、異世界のような不思議な空気感が伝わってくる。
    さすが長新太さんワールド。
    よくわからん。
    そして最後にわからないのが良いというメッセージ。
    本当申し訳ないけど、それ言ったら何でもオッケーじゃない??と思っちゃう。
    けど、何かよくわからない説得力もある気がする。
    確立された世界観がすごいと思うし、それを成立させて読者を圧倒させる何かがすごい。
    でも、本当によくわからん。

    【息子評価】★★★
    息子も頭の上に「?」を浮かべながら、とりあえず絵を見ていた感じ。
    でも子どもなりに何かを感じているような真剣さはある。
    くるま大好きな息子なのでバスとバス停はわかるけど、そんなに食いつく訳でもなく。
    文で繰り返し登場する「ベエーベエー」という音が印象的だったけど、真似することもなく。
    ちょこちょこ何かしらに反応はしていたけど、息子にも長新太ワールドは難解すぎた様子だった。
    2歳5ヶ月

  • 長新太さん至上、No.1です。
    すっごくすっごく、ゲラゲラ笑いました。

    思いもかけない、あんなキャラやこんな展開がありまして。

    何でしょう、この豊かな創造力。
    誰もマネできませーん!!!きっと。

    購入決定!!!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「誰もマネできませーん!!!」
      天才ですから。。。
      「誰もマネできませーん!!!」
      天才ですから。。。
      2013/02/07
  • 5歳5ヶ月
    長さんの絵本は不思議と子どもたちには魅力的に見えるみたいだ

  • 長新太ワールドで面白かったです。
    〇未就学児~

  • 「ムニャムニャ」行きのバスから色々な物が途中下車する話。

    もう降車ブザーの音からして「ベエー」ってなんだ、という謎がいっぱいの本。
    三角定規が降りてきたり、ズボンが降りてきたり。
    途中のバスの前と後ろが唐突にアップで出てきたり、自由過ぎてついていけなかった。。

  • 5y0m
    図書館本で読み聞かせ。
    紫、オレンジ、黄色が続く美しい絵本。
    ありえない物が降車してきて思わず笑う。
    ムニャムニャ。

  • バスの中から色々出て来ます。

  • 赤・オレンジ・黄色の氾濫した色彩にも、自由すぎる展開にも強く長新太節を感じるシュールな絵本。
    基本的には、バスから不思議なひとや物が降りてくる、という動きが繰り返される展開なのだけど、その流れをぶった切って、何の脈絡もなく、いきなりバスの「まえ」「うしろ」の姿を紹介しだされたときは目を疑った。子どもに読み聞かせても、大人が読んでいても、なかなか退屈しないインパクトのある絵本。

  • 2歳6ヵ月

  • ムニャムニャゆきのバスがやって来る。
    バス停で降りるのは、魚、三角定規、目玉焼き、小さいバス…。
    バスがバスを産んだのかも、中がどうなっているのかはムニャムニャ。
    運転手もいないのにバスが動いているのもムニャムニャ。
    そして最後は誰も降りないのかと思ったら透明人間が降りたのだとか。
    どこへ行くのか、それはムニャムニャ…。

    ムニャムニャは眠い方のムニャムニャだと思っていたら濁す方のムニャムニャだったとは…。

    「ムニャムニャゆきのバスは、どこにいくのかって?
    わからないからおもしろいんじゃないの。
    そんなこときいてはイケマセンイケマセン。」
    内容紹介にもある本文中のこの最後の一文が好き。

    バスのブザーの「ベエー、ベエー」も面白い。
    音が聞こえてきそう。
    マリオのゲームの3面のライオン像の吐く炎の音のイメージ。

  • 3分くらい。

  • そう、不思議な世界が広がっている!

    バスのお話なんだけど、乗っているものたちが不思議なものだらけ。

    4才になったばかりの息子は「げらげら(^_^)くっくっくぅ〜」大笑い。

    ここまで喜んでくれるなんて、読み聞かせのしがいありと感じた一冊。

  • ここまでくると、もう紙一重。
    “ありえない”を更に超えてくる。信じられない。
    ギリギリいっぱいで面白い方へローリング(笑)。

    色はちとキツい。

  • なんだかさっぱり要領を得ないのだけど、、、面白い。

  • 長新太さんの不思議な世界が広がっています。
    私はこのバスでどこまで行こうかなあ

  • 色使いに圧倒されましたが、このわからないお話、「ベエベエ」、なぜか心惹かれます。

  • バスはどこを目ざして走ってるのかなぁ

  • むにゃむにゃってどこ・・・・?やっぱり聞いてしまいます。

  • 乗れるモノなら載りたいバスww

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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