だんまりうさぎ (新しい幼年創作童話(15))

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034191507

感想・レビュー・書評

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  • 「だんまりうさぎは働きもの。でも、なにもしゃべりません。ある日、だんまりうさぎのところへ、おしゃべりうさぎがやってきました。」

    「おしゃべりうさぎは、お餅を食べたことのないだんまりうさぎに、しょうゆと砂糖で味付けした焼き餅を作ってあげる。その味の描写がすごくいい。「あまくて、しょっぱくて、ふっくりしていて、そのうえすてきな はざわりで かめば くるみが カリカリとなります」なんておいしそうなのだろう。」(小川糸『10歳までに読んだ本』)

  • シャイで無口でもじもじしたうさぎがある日、闊達なうさぎと友達になって一緒にご飯を食べたりして、というほのぼのしたお話です。安房直子さんのお話は食べ物がおいしそうなのです。

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著者プロフィール

安房直子(あわ・なおこ)
1943年、東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっ子』第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第19回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第3回新見南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠。

「2022年 『春の窓 安房直子ファンタジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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