ゆめくい小人 (世界の絵本)

  • 偕成社
3.73
  • (45)
  • (36)
  • (84)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 656
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034251607

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なかなか眠れないこどもたちへ、エンデの創り出すファンタジックな世界観が怖い夢からこどもたちをときはなってくれる一冊。
    寝つけないときには、この絵本をひらいたらきっとゆめくい小人が怖い夢をぜんぶ食べてくれるでしょう。

  • まどろみ国の人びとはねむることが一番大事な仕事です。
    大切なのは長く眠ることではありません。
    ぐっすり眠ることです。
    この国ではいちばんよく眠る人が王さまになるのです。
    そんなまどろみ国にはすやすや姫というかわいいお姫さまがいました。

    お姫さまが怖い夢ばかり見て眠れなくなって、王さまは、怖いゆめをとりのぞくために旅に出る。
    鮮やかで楽しい絵がドキドキする。
    荒野の木たちの不気味さ。
    表紙裏の絵までステキ。
    この呪文、覚えてみたい。
    嫌なゆめを食べてほしくなる。

  • 良いお話でした!

    ミヒャエル・エンデといえば魔法のカクテルしか思い浮かばず、怖くないかドキドキしながら読み進め……ハッピーエンド。

    ゆめくい小人って、ひとの夢を食べるけれど、それでひとが良い夢を見られるってことだったんだとホッとしました。ゆめを食って大暴れする悪い小人かと……(苦笑)。

    優しくてちょっぴり独特なタッチの絵も可愛らしかったです。

  • 〝「まどろみの国」の人々の大事な仕事は眠ること。長く眠るのではなく、ぐっすり眠ること。よく眠れば、気持ちが優しくなり、頭はすっきりする。 よく眠る人がこの国の王様になっている・・・怖い夢をみるので眠れない王様の娘<すやすや姫>を救うため、王様は旅に出た。怖い夢を消す薬を求めて歩き疲れた王様は、荒野で奇妙な小人に出会うことに・・・〟『モモ』の<ミヒャエル・エンデ>作、ドイツの画家<A.フックスフ-バ->による、色彩鮮やかなファンタジックな物語絵本。「夢くい小人」の形相は、まさに悪夢のよう・・・。

  • ミヒャエル・エンデの壮大なお話を
    ぎゅっと短くした絵本。
    まどろみ国のおひめさまがこわいゆめの
    ために眠れなくなり王さまが怖い夢を
    消す方法を探すたびに出るお話。

    小さい絵も1P使ってくれたほうが
    良かったかな。ひらがながぎゅうぎゅうで
    読みづらいし、なにより絵が勿体ない…。

  • 子供の時には、絵が怖くてほぼトラウマ!何回か読んだけど、そのあとは怖くて読めなかったような?

    でも大人になって読むと自分の記憶とは全く違うお話で、絵が子どもの記憶に残す印象ってこんなに力があるのか!と驚かされました。
    今では隅々まで絵をしっかりと見たくなるような、とても好きな作品です!

  • やはり、ミヒャエル=エンデのお話しは面白いわ❗️

  • 怖い夢を見るのが怖くて眠れない「すやすや姫」のために、世界中を巡る王さまが、ついに出会ったのが「ゆめくい小人」。お姫さまだけでなく、怖い夢を恐れるすべての人が小人を呼べるようにこの本を作った、という落ちがいいなぁ。

  • あの『モモ』の作者ミヒャエルエンデの作品なのですね。不思議な話ではありましたけど。

  • ミヒャエル・エンデの絵本。物語は少し長い。こんな風に怖い夢を食べてくれる小人がいたらな。

全53件中 1 - 10件を表示

さとうまりこの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
なかがわ りえこ
A.トルストイ
ミヒャエル・エン...
なかの ひろたか
エリック=カール
ミヒャエル・エン...
にしまき かやこ
ミヒャエル・エン...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×