- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784034351307
作品紹介・あらすじ
山のなかの池のそばに、家がぽちんとあって、おばあさんがひとりですんでいた。おばあさんは、のんびりとやさいをつくったり魚をつったりして、ひっそりおっとりくらしていた。ある日のこと、おばあさんがつりいとをたれながら、ついうとうとしていると、だれかが、うしろからこしのあたりを、つんつんつついた-。てんぐちゃんがくれたのは、はるかな日々の思い出と、どこまでもつづくしあわせな夢…。5歳から。
感想・レビュー・書評
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もの言わぬつぶらな瞳の子がある日やってきて、仲よしになると…。今江祥智氏×宇野亜喜良氏の数あるコンビネーションヒットの中でも極上のおはなし。
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自分が読んだのは1972年に出版された古い本で、絵も全然違う。もっとなんかこう、やなせたかし風味ななかに、おどろおどろしい宇野AQUIRAテイストがチラ見えしているという、ちょっと判断に困る感じ…。
今江氏によるお話自体はかわいらしいんだけど、子供は絵に引きずられて怖い怖い言ってました(笑。 -
図書館で借りました。
絵本。
一人で暮らしているおばあちゃんの元に、不思議な動物(バク)がやってくる。
おばあちゃんは鼻が長いのその子に「てんぐちゃん」と名前をつける。
てんぐちゃんを飼い始めてから、おばあちゃんは楽しい夢を見られるようになって、元気になる。
夢の中の自分はどんどん若返り、楽しくなる。
もうじき百歳、おばあちゃんはてんぐちゃんと一緒に元気に一人で暮らしている。
表紙の絵のわりに、中はとてもほのぼの。
良い本。
無夜はこれ好き。
夢に逃げず、現実の老いた自分の生活も楽しい元気なものになるところもすごくイイ。