いしかりがわ (日本の川)

著者 :
  • 偕成社
4.27
  • (5)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034377505

作品紹介・あらすじ

雄大な自然をはぐくみながら、北海道でたくさんの人に愛されてきた石狩川をヒグマの神さまとコロボックルの女の子が、雲に乗って空から案内します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本の川シリーズは4冊目。今回は北海道の石狩川。源流は大雪山ということで、はい、登りました!けれどもあまりに土地勘がなく、北海道にまた行きたいなぁと思った。
    石狩川は支流がたくさんあって、アイヌに因んだ名前が多い。動物、魚ももたくさん住んでいる。火山が生んだ柱状節理、曲がりすぎてできた三日月湖が特徴的で面白い。頭首工という堰も多く、これは田畑に水を送るために作られたものらしい。外輪船・川上丸は樺戸集治監へ囚人を運んだそうだ(ゴールデンカムイを思い出してしまう…)。毎ページに探検家・松浦武四郎が描かれていて、ページをめくる度にウォーリーを探せのような楽しみがあった。
    210914読了、図書館本。

  • 村松昭さんの「日本の川」シリーズは、子どもも大人も楽しめる地理読本です。ひとつの川の上流から下流までの地形・生きもの・暮らしの視点が沢山描かれています。こんあ地理の教科書だったら楽しかっただろうな~。(ちいさな帆)

  • 2017.07 6-1

  • なぜか、この絵本を選んできたR君・・・。
    石狩川の上流から海に至るまでを、描いてある。
    細かい絵地図になってるから、楽しそうと思ったんだろうけど・・・。

    物語じゃないから、途中で飽きちゃったみたい。

  • 源流から河口まで、石狩川に沿っての旅。ふるさとの地名、思い出の場所など探すのも楽しい。ほっかいどー(特に石狩川関係)のみなさん、ぜひ見てください。小さく描かれたランドマーク、エゾリスやキタキツネなどの動物がかわいい。懐かしいタッチのイラスト。

  • 北海道新聞の広告帯に載せられていた「絵本」です。
    これは大人が見ても楽しい絵本。
    この絵本になぞらえ、上流からゆっくり辿るような旅がしてみたいです。

    筑後川も出てるらしく、その上流域で生まれ育った私としてはとても気になります。

  • 「たまがわ」と同じように源流から川を下っていく。住んでいる動物や有名な出来事や人工物も紹介。表の見返しに全体図、裏表紙の見返しにさくいん。

  • 北海道って、ほんっとぉに広いんだなぁ。と、しみじみ感じることができました。
    細かく描かれた絵をじっくり見るのは楽しいです。
    コロボックルの女の子が、かわいい♪

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1940年千葉県生まれ。鳥瞰絵図作家。桑沢デザイン研究所などで、デザイン、油絵、リトグラフを学ぶ。1970年ごろより、独学で山や川の鳥瞰絵図を作りはじめる。作品は絵本に『たまがわ』『ちくごがわ』『ちくまがわ・しなのがわ』『よしのがわ』『よどがわ』『いしかりがわ』『あらかわ・すみだがわ』、『野川散策絵巻』『四万十川散策絵図』『山形・最上川流域散策絵図』『秩父・奥武蔵散策絵図』など、50点以上。東京都府中市在住。

「2022年 『きたかみがわ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村松昭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×