へんてこもりにいこうよ (おはなしカーニバル 10)

著者 :
  • 偕成社
4.10
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本棚登録 : 848
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034601006

感想・レビュー・書評

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  •  そらいろようちえんの裏にあるこんもりしげった森は、外国人のヘンテ・コスタさんが作ったので「ヘンテ・コスタの森」という名前がついているのですが、みんな「へんてこもり」と呼んでいます。…という書き出しからワクワクするではないか。
     へんてこもりの中で、お気に入りの遊びである動物しりとりを始めた子どもたち。一人が、答えに詰まってつい、いい加減な動物の名前を叫ぶと、なんとそこに現れたのは…。
     主人公の子供たちは幼稚園児で、字の大きさも大きめ、総ルビ。低年齢層向けの読み物で小難しいことは一切ないが、安定の面白さ。

  • まもなくつんつくせんせいシリーズを読み終わってしまうので、同じくたかどのほうこさんの児童書へ。

    先に読んだ娘が「めちゃくちゃ面白い」!
    どこが?「全部!」
    誰が出てくるお話?「みんな!」。
    相変わらず感想が簡潔だ。

    読んでみると、確かに面白い!
    この発想はさすが、たかどのほうこさん!
    今度子供たちとしりとりするときに、めちゃくちゃな名前を言ってみよう!

  • 幼年童話。
    午後のひととき、まるぼたちと一緒に不思議な遊びをして、帰ってきた感じ。

  • 妻と娘のしりとりで、聞いたことのない単語が聞こえてきて、よく知ってるなぁと感心していたら、出どころはコレでした。

  • へんてこもりは本当にへんてこで最高

  • マルボやうるりんぞ(変な、聞いたことのない動物)が出てきて、笑っちゃうほど面白かった。
    *図書館で借りた本

  • 幼稚園、保育園の普段の世界の中でちょっと不思議な世界に入りこむ。ファンタジー感の残っている幼児〜低学年の子どもにぴったりの本。とても面白かった!

  • しりとり遊びで苦し紛れに出した、適当な名前の動物が最高!
    もう、6歳息子も、私もツボで、たまらなかった。
    読んでしばらく経ちますが、未だに時々、ぼさこう、うるりんぞ、と会話に出てきます。

  • 子供が長いお話でも聞けるようになっていて感動。おかしな動物の名前に大ウケでした。
    シリーズがあるのが気になるみたいなので、また他の本も読んでみたいと思います。

  • ふしぎな動物たちだったな。

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著者プロフィール

高楼方子 函館市生まれ。絵本に『まあちゃんのながいかみ』(福音館書店)「つんつくせんせい」シリーズ(フレーベル館)など。幼年童話に『みどりいろのたね』(福音館書店)、低・中学年向きの作品に、『ねこが見た話』『おーばあちゃんはきらきら』(以上福音館書店)『紳士とオバケ氏』(フレーベル館)『ルゥルゥおはなしして』(岩波書店)「へんてこもり」シリーズ(偕成社)など。高学年向きの作品に『時計坂の家』『十一月の扉』『ココの詩』『緑の模様画』(以上福音館書店)『リリコは眠れない』(あかね書房)『街角には物語が.....』(偕成社)など。翻訳に『小公女』(福音館書店)、エッセイに『記憶の小瓶』(クレヨンハウス)『老嬢物語』(偕成社)がある。『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で路傍の石幼少年文学賞、『キロコちゃんとみどりのくつ』(あかね書房)で児童福祉文化賞、『十一月の扉』『おともださにナリマ小』(フレーベル館)で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』(フレーベル館)で赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞を受賞。札幌市在住。

「2021年 『黄色い夏の日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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