へんてこもりのなまえもん (へんてこもりのはなし 3)

  • 偕成社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034602508

感想・レビュー・書評

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  • 表紙を見て娘が「まるぼだ!」と声をあげたので、ついに夫がまるぼを認識。
    マル暴だと思っていたらしく(児童書なのに、んなわけあるかい!)、良かったとのこと。

    今回は自分の常識とか思考を振り払ってへんてこもりの世界へ!
    本当にへんてこでめちゃくちゃだし、まるぼも「うるりんぞ」も、ゆるキャラのように可愛いわけじゃない。それが魅力的でとても楽しい。わはは

    今回登場する「なまえもん」。
    頭に乗った辞書に登録するために、もりの仲間を食べてしまう!なんて強烈なの!!
    まるぼと子供たちは、なまえもんに食べられた「うるりんぞ」と「ぼさこう」が消化される前に助け出そうと奮闘する!

    ドタバタがすごい。頭の中でアニメが動いているよう。
    最後のページを閉じたら、本と同じようにシャボン玉がぱちんと弾けて、もりの入り口のかしわの木の前に立っている感じ!
    あれ?さっきまでへんてこもりにいたはずなのに、夢か?

  • うるりんぞとぼさこうがなまえもんから逃げられてよかったと思った。
    *図書館で借りた本

  • でたーっ!へんてこもりのへんなやつ!その名は「なまえもん」。食べたものをお腹の中でこなして自分の頭の本に記し、いろんな名前を集めているという変わり者。
    懐かしのぼさこう、うるりんぞに再会かと嬉しくなった矢先、そのなまえもんに彼らが食べられてしまってさあ大変!仲良し四人組がおなじみのまるぼに頼まれドキドキハラハラの救出作戦が開始される。
    「ホンリエーヌちゃん」なんて気になる新キャラやへんてこもりの移動図書館も出てきて、またまた底の知れないへんてこもりの魅力に6歳の息子と共に引きずり込まれたw

  • へんてこ森でまたまたまるぼに出会った仲良し四人組。
    今回はまるぼの友達のぼさこうとうるりんぞがへんてこ図書館の倉庫番をしている「なまえもん」というやつに食べられてしまったとのこと。
    外から来た四人は食べないので助けることができるというのですが・・・
    生き物を飲み込んで名前を集めているなまえもんは見た目カエルみたいなんですが、キャラクターが独特でなんともいえない魅力がありました。
    消化される前に助けないとなまえもんの本の中に名前が書き込まれてしまうという設定も面白かったです。

  • へんてこもりのなかでいちばんおもしろかった。

  • シリーズ一冊目では
    「まるぼ」も「ぼさこう」も「うるりんぞ」も
    気味が悪くて、おもしろいんだけどあれからあまりこのシリーズに手を出していなかった・・んだけど・・・

    あぁ、なんか懐かしい。可愛い。ぼさこうちゃを一緒に飲みたい。彼らはすっかり読者の大事な友達になっていて、
    なまえもんに飲み込まれたぼさこうやうるりんぞを何としてでも助けたい!と思った。

    へんてこなストーリーにぐいぐいっと引きこまれて、
    展開が気になる!
    なまえもんっていうキャラクターが、おっとりしたカエルみたいな姿なのにけっこう怖くて、ハラハラした。
    でもラストに登場したおじいさんの口調が面白くて気がぬけて、おじいさんに全てもっていかれた(笑)
    おじいさんのふにゃふにゃしゃべりを娘たちが真似して、
    どんな話だったっけ?となって本が終わった(笑)

  • まるぼがなまえもんにたべられないでよかった



















          
     
     
     
     
     
     
      
     
                           

  • こなす、って何? と息子に聞かれて、こなすって説明するのが難しい。

  • 2巻かと思って読んだら、3巻だったわ。
    まるぼ登場。
    みんなが懐かしがってるから、前回は出て来なかったのかしら。
    てか、こなされて本になった子たちは、もう戻らないの?
    何か怖い話。

  • 6歳の息子が保育園で読んでもらい、私に教えてくれた絵本。独特なキャラクターが出てきて、印象に残る本だった。挿絵が多すぎず少なすぎず、4歳の息子にも好評だった。

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著者プロフィール

函館市に生まれる。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で路傍の石幼少年文学賞、『十一月の扉』(受賞当時リブリオ出版)で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』(フレーベル館)で赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞を受賞。長編物語に『ココの詩』『時計坂の家』『緑の模様画』(以上福音館書店)、『リリコは眠れない』(あかね書房)など。近刊に『トムと3時の小人』(ポプラ社)『黄色い夏の日』(福音館書店)など。大人向けの小説に『ゆゆのつづき』(理論社)がある。2021年野間児童文芸賞を『わたし、パリにいったの』(のら書店)で受賞。札幌市在住。

「2022年 『のはらクラブのちいさなおつかい 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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