- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035282105
感想・レビュー・書評
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一人旅が好きなケンは、1人乗った電車で
同じく一人旅をしている黒猫のサンゴロウに出会う。
サンゴロウは「宝の地図」を持っていて、
2人は宝を探しに出かける、、
というお話。
サンゴロウがめちゃかっこいいです。
読書好きな5年生が大絶賛していました。
中学年以上からかなと思う分量だけど、
読み仮名振ってあるので低学年の子も!
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年中さんと小2年生男児に読み聞かせ始めて、シリーズを2年かけて読み聞かせ終える。結構難しいところもあるけど、飽きずに読み終える。
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おもしろい!文字の分量からすると、中学年〜が無難という感じだが、ひらがなやルビで工夫されていて、ストーリーが分かり易いので、本好きな子は低学年から読んで欲しい。ストーリーが面白く、わくわくするので、はじめは一緒に読んであげると、文字量で敬遠するタイプの子も読みたくなりそう。
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少なくとも5年以上ぶりに再読。小学校の頃からだいすきなシリーズの第一作目。今回読んで、サンゴロウが三兄弟の末っ子だった事実に驚いた。もともとサンゴロウは飄々としている印象が強くて、それは変わらないのだけど、この巻は地に足着いてるというか根なし草感が少ないと思った。きっとこの時点では過去が明確にあるからだろう。そしてやっぱり格好いい。
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20年ぶりの再読。
当時大好きで仕方がなかったシリーズ。
いつまでも、彼が憧れの男性なのである。
大人になって読んでも面白いなぁ。
シリーズ全巻まとめて文庫になったりしないかな。
うみねこ族の宝をもとめて冒険へ。
旅のはじまり。
ケンが「そんなのはよわむしだ。」って言う場面がいいよね。サンゴロウめちゃくちゃかっこいいのに。なのに、そんなことで。だからこそ。
さあ、出発だ! -
特急でひとりお父さんのもとへ向かう男の子ケン。隣席に座ったのはなんと猫!しかも、その猫サンゴロウは、宝の地図を持っていた…。
小4娘の強烈なプッシュをかわしきれず読んでみた。なかなかおもしろかったし、次作以降話が広がっていく予感。
(以後ネタバレ)何が出たとしても、期待を超えるのは難しい…それが宝の箱。しかしこの宝は気が利いている。「宝箱から見つけたもの」としては史上最高かも。「そう来たか!」と思わず口に出してしまうところだった。 -
小学校のときに猫の本を漁って読んでました。
飄々として、でもちゃんと感情や意思があるサンゴロウ(や、その後登場する猫たち)は
幼い私のなかで理想の猫像でした。
この「旅のはじまり」は主人公に感情移入して
ちょっとどきどきしながら読んだ記憶があります。
挿絵や装丁も可愛くてすき。 -
サンゴロウの何とも言えない語り口がいい。挿絵も素敵です。