旅のはじまり (黒ねこサンゴロウ 1)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 839
感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035282105

感想・レビュー・書評

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  • 一人旅が好きなケンは、1人乗った電車で
    同じく一人旅をしている黒猫のサンゴロウに出会う。
    サンゴロウは「宝の地図」を持っていて、
    2人は宝を探しに出かける、、
    というお話。


    サンゴロウがめちゃかっこいいです。
    読書好きな5年生が大絶賛していました。
    中学年以上からかなと思う分量だけど、
    読み仮名振ってあるので低学年の子も!

  • 年中さんと小2年生男児に読み聞かせ始めて、シリーズを2年かけて読み聞かせ終える。結構難しいところもあるけど、飽きずに読み終える。

  • おもしろい!文字の分量からすると、中学年〜が無難という感じだが、ひらがなやルビで工夫されていて、ストーリーが分かり易いので、本好きな子は低学年から読んで欲しい。ストーリーが面白く、わくわくするので、はじめは一緒に読んであげると、文字量で敬遠するタイプの子も読みたくなりそう。

  • 少なくとも5年以上ぶりに再読。小学校の頃からだいすきなシリーズの第一作目。今回読んで、サンゴロウが三兄弟の末っ子だった事実に驚いた。もともとサンゴロウは飄々としている印象が強くて、それは変わらないのだけど、この巻は地に足着いてるというか根なし草感が少ないと思った。きっとこの時点では過去が明確にあるからだろう。そしてやっぱり格好いい。

  • 20年ぶりの再読。
    当時大好きで仕方がなかったシリーズ。
    いつまでも、彼が憧れの男性なのである。

    大人になって読んでも面白いなぁ。
    シリーズ全巻まとめて文庫になったりしないかな。

    うみねこ族の宝をもとめて冒険へ。
    旅のはじまり。
    ケンが「そんなのはよわむしだ。」って言う場面がいいよね。サンゴロウめちゃくちゃかっこいいのに。なのに、そんなことで。だからこそ。

    さあ、出発だ!

  • サンゴロウシリーズの最初の話。このシリーズは何冊かあります。また、サンゴロウ以外の船乗りが主人公になるサブストーリー(ドルフィン・エクスプレス 等)もありますが、まず最初はこれを読むべきです。
    たまたま図書館で目にとまった本でした。シリーズものになっているとは思いませんでした。最初、人間の少年が一人旅で電車に乗るところから始まります。そこで、猫のサンゴロウに会います。お恥ずかしい話ですが、てっきり主人公は人間の少年だと思っていました。後で2作目、3作目以降もあることがわかり、それを読んで、主人公がサンゴロウだったんだと気がつきました。

  • 特急でひとりお父さんのもとへ向かう男の子ケン。隣席に座ったのはなんと猫!しかも、その猫サンゴロウは、宝の地図を持っていた…。
    小4娘の強烈なプッシュをかわしきれず読んでみた。なかなかおもしろかったし、次作以降話が広がっていく予感。
    (以後ネタバレ)何が出たとしても、期待を超えるのは難しい…それが宝の箱。しかしこの宝は気が利いている。「宝箱から見つけたもの」としては史上最高かも。「そう来たか!」と思わず口に出してしまうところだった。

  • 小学校のときに猫の本を漁って読んでました。
    飄々として、でもちゃんと感情や意思があるサンゴロウ(や、その後登場する猫たち)は
    幼い私のなかで理想の猫像でした。

    この「旅のはじまり」は主人公に感情移入して
    ちょっとどきどきしながら読んだ記憶があります。

    挿絵や装丁も可愛くてすき。

  • サンゴロウの何とも言えない語り口がいい。挿絵も素敵です。

  • みにぴ 2011.11.13

著者プロフィール

1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『トリケラトプスのなんでもないいちにち』『しゃっくりくーちゃん』『ねえだっこして』『にげろ! どろねこちゃん』『なんでもモッテルさん』などがある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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