お皿のボタン

  • 偕成社
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本棚登録 : 122
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035283508

感想・レビュー・書評

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  •  高橋さんのおうちの棚にあるボタンのお皿。それは、取れたボタンを縫い付けるまでの間、仮に置いておくためのちょい皿なのですが、高橋さん一家は大雑把な家族なので、取れたボタン以外にもちょっと置き場に困るものを置いたり、置いたまま長いこと忘れられていたり、そんなこともままある。これはそのお皿で暮らすボタンたちの物語…。ホワイト夫人が楽しい。

  •  高橋さんちの飾り棚の上には、こけしやカレンダーと並んで、取れたボタンを入れておくお皿が1枚。
     大女優の舞台衣装から取れたホワイト夫人、幼稚園のスモックから脱走してきた青いボタンのタビちゃん、おばあさんのバッグから取れたうぐいすばあさんなどなど。
     そんなボタンたちの、冒険とロマンのお話たち。

  • 6歳娘がたかどのほうこさん好きを確信した一冊。
    キャラ立ちすぎて素敵!

  • 好きなたかどのほうこさんのお話。なんと絵も。
    ほのぼのとして、軽く笑えて、ゆっくりとした時間に読むのがちょうどいい感じの本。
    洋服から取れてしまったボタンが「とりあえず」入れておかれるお皿の中での彼らの様子。それぞれの人生ならぬ「ボタン生」が語られる。
    小学校4年生くらいの子にオススメしようかな。

  • 【図書館】ボタンってこんなことを考えているのかな?と楽しくなりました!なぞの黒岩ジョーの正体が分かった時は大笑いしました

  • ボタンたちが話しているのが面白かった。ボタンではないものがお皿に入ってきた時の、ホワイトふ人の行動が心に残った。

  • 11月の扉からの高楼方子作品。可愛らしいボタンのお話。

  • ボタンたちが織り成すストーリーがコミカルで楽しい。お話も子どもに読み聞かせるにはちょうど良い。

  • 女史作の『みどりいろのたね』みたいな擬人化絵本。
    今回擬人化するのはボタン。みんな波乱万丈。

    ときどきボタンじゃないものが混じってるけど、
    それはご愛嬌ということで(笑)。

  • とてもおもしろかった。

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著者プロフィール

函館市に生まれる。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で路傍の石幼少年文学賞、『十一月の扉』(受賞当時リブリオ出版)で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』(フレーベル館)で赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞を受賞。長編物語に『ココの詩』『時計坂の家』『緑の模様画』(以上福音館書店)、『リリコは眠れない』(あかね書房)など。近刊に『トムと3時の小人』(ポプラ社)『黄色い夏の日』(福音館書店)など。大人向けの小説に『ゆゆのつづき』(理論社)がある。2021年野間児童文芸賞を『わたし、パリにいったの』(のら書店)で受賞。札幌市在住。

「2022年 『のはらクラブのちいさなおつかい 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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